議論のレッスン(福澤一吉)議論の矛盾に気付くキッカケがここに。

仕事をする上で私に足りないスキル…そりゃあ沢山ありますが、中でも「誰かと何かをディスカッションするシーンで役立つような議論スキルが足りないな」と、思う事がしばしばあります。

そこでAmazonや楽天に寄せられた口コミレビュー評価の高さから手に取ったのが、議論のレッスンという本です。

議論のレッスン
議論のレッスン(福澤一吉)

今までは朝まで生テレビに出演されるような論客を「凄いな~」とか思っていたのですが、議論にもルールがあって、ここで議論を展開されている方法は、必ずしも正しくない事が判ります。

議論の構造を知る事で、普段のちょっとしたやりとりから 仕事上のフォーマルな議論に至るまで、分析的な目線で議論を眺められるようになったのは大きいです。例えば…

何で知ってるの?って俺は俺を知ってるからさ
俺がそう思ったのならそうだ。

そう思ったのならそうしろ! 
そう思ったのなら「そうしろ」ってまで俺は言う。


ビックダディの言動に自身がイラっとするのは、彼の主張には根拠が示されていないからで…というような具合に。

実際は新聞記事の社説や国会での質疑応答等、実際に行われた議論をサンプルにして解説が展開されています。

いやいや、勉強になりました。

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