伝える力(池上彰さん)社会で”伝える人”におすすめの良書。

私が大好きなバラエティ番組の一つに「人志松本のすべらない話」があります。


誰が何度聞いても面白い!と思える「すべらない話」をひたすら披露し続ける番組ですが、出演される芸人さん達の「伝える力」には凄いものがあるなと、いつも感心して観ています。

話題の冒頭で視聴者の興味を引き付け、分かりやすく経緯を話すテクニック、そして最後に明確なオチで観衆を沸かせる~という「伝える力」は、分野は違えど相手とのコミュニケーションが必要な仕事をしている私にとって、実に多くのシーンで要求される能力であり、私自身の課題も「伝える力」にあると思っています。

私にもっと「伝える力」が備わっていれば、
 ・あの時のプレゼンはもっと上手くいっていたのでは?
 ・メールで招いた誤解を未然に防げたのではないか?
と後悔する事もしばしば…

そこで「伝える力」を高めるのに役立つ書籍はないだろうか?」
と探していたら、まさに そのまんまの本を見つけました。しかも池上彰さんのベストセラーじゃないですか。早速入手してみました。

池上彰 伝える力
伝える力 池上彰

わかり易く、リズムも良いので池上さんの「伝えたい事」が自然に入ってきます。
さすが池上さんが執筆された著書ですよね…いつも「池上彰の学べるニュース」を見て感心した事が、今ここで再現されている感じです。

相手が伝えたい事を「読む」「聞く」といった行為でインプットし、それを理解して伝えたい内容をまとめ「書く」「話す」といったアウトップットを行う。
これらはまさに我々が日常的に行っている「コミュニケーション」であり、ビジネスマンだけではなく、社会生活を営む方にも必須の能力だと思います。

その鍛え方や具体的なノウハウが、池上さんのNHK時代からの実体験を元にしたエピソードを交えて綴られていて、読み物としても とても面白い本でした。

ちなみに、この記事の執筆時点で「伝える力」のamazonでの中古本価格は35円。気軽に読めるおすすめの良書です。

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