入浴剤のストックも減ってきたのでそろそろ補充でもしようかね?なんて思いながら、普段使いしている入浴剤であるバブのクリアタイプを探してみますと…ん、値段高い?ってか、いつもの倍?何で??なんて軽くパニックになりながらメーカーである花王さんのサイトを見てみますと…なるほど、そういう訳ですか。

悲報!花王バブ クリアタイプ製造終了!
何とまさかの製造終了!それで需要が供給を上回って価格が高騰していたのでした。いやいや、それにしても残念な決定ですよ花王さん。無色透明無味無臭(味わってはいませんが)の入浴剤は残り湯を洗濯にも安心して使えますし追い炊きも出来ますので大変に重宝してたんですよねぇ。それに私、香りがついた入浴剤って好きじゃないんです。(蔓潤湯は例外として)
クリアタイプみたいな入浴剤って他じゃあまり見かけないと思うのですが、そんなにニーズなかったものなのね…という訳で仕方なく代替となる入浴剤を探してみました。あ、入浴剤と言いますか、今回は今更感すらある人気のバスソルトであるエプソムソルトのご紹介となります。
国産エプソムソルト(株式会社ヒロセ)
ところで皆さまはエプソムソルトをご存知でしょうか?
エプソムソルトとは?
欧米で広く、そして古くから入浴剤として使われているバスソルトです。バスソルトというカテゴライズにはなりますが塩分は含まれておらず、その主成分は硫酸マグネシウムになります。
マグネシウム…小学校の理科で出てきた物質ですが、これは人体に欠かせないミネラルで体内では300種類以上の酵素の働きを助ける効果があるそうです。
具体的にはマグネシウムを摂取することで骨や歯の形成を助けたり、筋肉の動きをスムースにしたり、血圧や血糖値を下げたり…と効果は様々ですが、これはサプリメントとして飲むよりもバスソルトとしてお風呂に溶かして経皮吸収できる訳です。
マグネシウムを肌から吸収させることで皮膚のバリア機能が回復することから、肌の炎症が改善することなどが報告されています。長期間の継続利用が前提となりますが、アトピーでお悩みの方にも愛用者が多いようです。
硫酸マグネシウムと言えば温泉にも入っている成分。
ちなみにiHerbでもエプソムソルトに似た入浴剤でLife-flo(ライフ フロー)ピュアマグネシウムフレーク(過去の記事へ)という商品がありますが、この主成分は塩化マグネシウムなので似てはいるものの別物になります。
※身体への吸収率は塩化マグネシウムの方が高いとされています
これは風呂のお湯に溶かして使うものではありますが、かかと等の角質化した皮膚にはエプソムソルトで直接マッサージする~という使い方もあります。
エプソムソルトの使い方ですが、どうやらお湯に対する濃度が重要なようで、適正濃度は0.1%~0.2%です。エプソムソルトがお湯に対して0.1%以下だと効果が薄いようなので海水と同じ0.2%くらいになるようにします。
浴槽のお湯を150Lとすると、付属の計量スプーン5杯で0.1%、10杯なら0.2%になるので、ここはケチらずに多めに入れましょう。
浴槽に入れて混ぜ始めた時は白濁しますが、すぐに無色透明になるので10~20分ゆっくりと浸かります。もちろんせっかくのマグネシウムを洗い流してしまうことになるので上がり湯は使わない方が良いです。
それよりも肝心な入浴剤としての感想ですが、硫酸マグネシウムによって血管が拡張されることもあってか、風呂上りのポカポカ感が持続します。美肌を作るバスソルトとは言え成分的にも美人の湯と呼ばれる下呂温泉のようなトロトロ感はもちろんないものの、お湯は確実に柔らかくなって実際肌も良い感じです。
そ
して冒頭の話題でも触れた余計な香りがついていない、つまりは無臭なのもポイントが高いです。香料が嫌いな私みたいな方にはかなりマッチしそう。
追い炊きも出来て残り湯での洗濯できるのは、私としては外せない要素です。
エプソムソルトを続けた結果として期待できるのが肌質の改善、むくみ解消、デトックス効果です。なので使い始めであれば2週間は連続して使いましょう!アトピーの方や肌が弱い方にも安心して使えそうなので、プレゼントとしても良いと思います。
エプソムソルト お取り寄せ・購入先情報

