2泊3日旅行にピッタリのリュックを買ってみた!ミレー クーラ30(MILLET KULA 30)

私はどうにも、身に着けるモノの好みの範囲が狭いというか、限定されているな気がします。
例えば街歩き用のスニーカーであればメレルしか買いませんし、履きつぶしてしまって同じモデルが入手できなければ、デザインが似た後継モデルを買います。

会社に持っていくリュックに至っては、もう2013年頃からマンハッタンパッセージのスリム ウェルオーガナイズド シティーバックパックのシリーズばかり。

マンハッタンパッセージ スリム ウェルオーガナイズド シティーバックパック

あまり気合を入れていない頃のブログ画像なので今イチ伝わるか分からないのですが、これがもう、軽くて丈夫で水にも強くてホント良いんですよ!

シュッとしたデザインなので仕事や街歩きはもちろん、旅行にもコレで出かけたりするのですが、1泊2日ならまだしも、2泊3日以上の旅程にとなりますと、下着類をかさばらないユニクロのエアリズムで統一したとしても、衣類だけで結構パンパンになってしまいます。(そりゃそうですよね)

なので2泊3日くらいの旅行にピッタリな良い感じのリュックを購入してみました。ミレークーラ30というリュックサック(バックパック)です。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)
ミレー クーラ30(MILLET KULA30)

実はこのミレー クーラ30(MILLET KULA30)を買うまではミレーのことを全く良く知らなかったのですが、登山とかアウトドア用品を扱う有名なメーカーだったんですね。
確かにフランス発祥のメーカーらしいデザインだったのでジャケ買いのノリで購入しちゃいました。

気に入ったカタログスペックとしては、そこそこの大容量(30L)なのに重さは860gと軽量であること!これ本当に重要です。空っぽなのに、この容量のリュックだと1Kg超えが多いなか、この重量の計量さは優秀だと思います。

それでいてコンパクトでビジネスリュックとして使えるお洒落なデザインもまた良いです。ゴリゴリのアウトドアデザインだと会社に持って行きにくいですしね。バランスとしては細長系かな。

■ ミレー クーラ30(MILLET KULA30)のカタログスペック
・重さ:860g
・容量:30リットル
・サイズ:W29×H51×D19cm(クーラ20、クーラ40もあり)。
・素材:コーデュラ

コーデュラとは耐久性に優れた強靭なナイロン生地のことで、それでいて軽量かつ耐磨耗性があります。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)背面

早速、色々とモノを入れて背負ってみましたが、ショルダーハーネス(リュックを肩にかける部分のことです)は充分な幅とクッション性があるので食い込みにくく、背中に良い感じに安定させてくれます。

立体的なクッションが入っていて、これが荷重を効率的に分散してくれるのだとか。
特に夏場は長時間背負っていると背中にべったりと汗をかいてしまうシーンがありますが、曲線的な溝とメッシュ加工によって汗が乾燥しやすくなっているみたいですね。

持った感じも非常に軽いです。
ストラップはショルダーハーネス同士をつなげるチェストベルト、これは私の中で必須の機能!重量感を低減させるのに役立ってくれます。しかもコレ、ホイッスルにもなるなんて驚き…こんなリュック初めて見たかも。

下の部分にはウェストストラップもついてますね。邪魔になるモノではありませんが、街歩きや旅行レベルであれば不要ならば取り外しも簡単です。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)メインルーム

メインルームは思っていた以上に幅と奥行きがありました。
画像は一般的な1.5リットルのペットボトルを収納したの状態なのですが、ご覧の通りでまだまだ上に何かを収納できるだけの余裕があります。2リットルサイズのペットボトル3本を横に並べても問題ないくらいのサイズ感だと思ってください。

これなら2泊3日くらいの衣類や旅先でのちょっとしたお土産も問題なさそう。一番の悩みが解消されました。(笑)
教科書や参考書を沢山入れる必要がある学生さんにも良さそう。

ただ、ご覧のように大きな品質表示タグが4枚も重なってけっこう邪魔なので、これは切り取ってしまおうと思っています。

背中側のスリットはPCやタブレットを入れるためにも最適なゾーンで、15インチのパソコンも問題なく入りますが、16インチのMacBook Proはメインルーム収納になります。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)ジッパー

メインルームやサブポケットのジッパーはこのようにゴムを通したような形状になっています。これがちょいと開閉しにくく感じますし(慣れの問題かも知れませんが)耐久性も心配。この部分だけはちょっと改善して欲しいなぁ…というのが正直な感想。

メイン収納にはジッパーの結合部分を施錠できる仕様になっているので、海外旅行の際にも便利に使えそうです。ただ、止水ファスナーではないようなのでご注意を。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)フロントポケット

他の荷物と一緒にしたくないスマホや名刺、ハンカチやノートといった小物は、メインルーム手前のフロントポケットに収納します。

実は後で気付いたので画像には入っていないのですが、ここにはペンホルダーまで付いていました。これって、確かに長年リュックを使ってて「あると便利かな」と思っていた機能でした。飛行機の中や出先でメモを取りたいとき等、ボールペンを使うシーンって意外とありますものね。良く考えられてますねぇ…感心~ですが幅はタイトです。

モノを入れすぎるとどうしても形やバランスが崩れる部分なので、ここは程々にしておいた方が良さそうですね。タブレット&ガジェット類の収納にも最適な部分です。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)ショルダーハーネス

そして口コミで多くの方がメリットを感じているのがこちらのハンドレスト。文字通り手を入れて引っかけられる部分のことです。

これがトレッキングで立ち止まったり、街歩きの信号待ちの時、ココにてを入れて掴むようにするとちょっとした小休止ができます。これが楽なんですよね~知らなかった。
通勤電車の中で立っているときにも重宝します。(笑)

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)サイドアタッチメント

サイド両側には荷物の入れ具合によって奥行き(と言うか厚み?)を調整できるサイドコンプレッションストラップとお馴染みのサイドポケットが付いています。

ここにはペットボトルや折りたたみ傘なんかを入れるのが定番の使い方なのでしょうね。ちょっと秀逸~と思ったのが、ゴムでピッタリとボトルを抑えてくれるような仕様。これならちょっと傾けたくらいでは落ちないので安心です。

旅先でキレイな写真を使いたい!なんてシーンに必須なのに持ち運びしにくい三脚も、サイドコンプレッションストラップに通しつつサイドポケットに入れる~なんて安定感が増す使い方もできます。

普段使いであればサイドコンプレッションでキュっと締めて、リュックをコンパクトに見せられる&背負えます。トレッキングホルダーもついてました。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)底面ジッパーポケット

実はこのミレー クーラ30を最初に手に取った時「あれ?底面のクッションが随分と雑な作りだな…もしかして中国製か?」なんて思ったのですが、これはリュック底面のジッパーポケットに、そのまま分離せずに使えるレインカバーが収納されているからでした。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)レインカバー

かなりビビットな色合いなので、雪山で遭難してしまった時にも目立ちそう…考えたくないシーンではありますが、意外と生死を分けるのはこの辺なのかも知れません。

ただ、本体が普通の撥水加工されているので、多少の雨ならしのぐことができますので、私はレインカバーだけを格安でオークションに出品してしまいました。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)まとめ
ミレー クーラ30(MILLET KULA30)まとめ

ここまで色々と細かにレビューしてきて感じたのが「背負う」ということに特化して、利用者への細かな配慮が満載のバックパックだなということ。

荷物は沢山入れたい、でも重たいリュックはイヤだな~、そしてシュっとした通勤用のビジネスリュックとしても使いたい!なんて私のニーズにクーラ30はピッタリでした。流石、街とアウトドアフィールドをシームレスにつなぐクーラシリーズ。

今回ご紹介したのはクーラ30というモデルですが、長期の旅行にもより安心な大容量タイプ40Lや、日常使いや女性にも最適な小さめサイズのクーラ20もあるので、用途に応じて3サイズを選ぶことができます。

まとめ:
快適性と耐久性を両立させた旅や通勤でも使いやすい多用途バックパックでございました。

ミレー クーラ30(MILLET KULA30)購入先情報

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