今やすっかり歴史も出来てラーメン好きであるなら誰もがその名を知るラーメン二郎さん。私がラーメン二郎に初めて足を踏み入れたのは…確か、JR西口蒲田が出来るよりもずっと前に、蒲田にお店があった時の事と記憶しています。
当時は「普段は行列なのに今日は空いてるなー」というくらいのノリで一人、ラーメン二郎特有のルールが存在する事とは全く見当もつかない予備知識ゼロで食べに行ったのですが、横並びの客が呪文のように口にしていた「ニンニクヤサイ」とかいうコールを真似て事なきを得ました。
にんにくが効いた豚骨魚介系のスープに風味のある力強い麺、分厚いチャーシュー、山盛りの野菜…そんな特徴を持つ二郎系ラーメンに「かけラーメン」なる具なし二郎インスパイアが存在するる事をご存知でしたでしょうか?
かけラーメン まさ屋 冷凍かけラーメン(これが4セット入っています)
かけラーメン まさ屋さんです。
かけラーメンとは?
かけ蕎麦を意識して頂ければスグにピンと来られると思いますが、その名の通り麺とスープだけで構成された具なしラーメンになります。
かけラーメンまさ屋さんはかけラーメンを出すお店として、そして会計スタイルをキャッシュレスにしたお店を渋谷に出したことがSNBでも大きく取り上げられ、今では蒲田にも実店舗を持っています。
お取り寄せも人気との事だったので、今回初めて試してみることにしました。人気~と言いますのも今回のまさ屋さんのかけラーメン、一度に9セットしか販売されないので、割とスグにSOLD OUTになってしまうんです。今回は再入荷通知を設定して5回目のチャレンジでようやく手にすることが出来ました。
まさ屋のかけラーメン
今回、まさ屋のかけラーメンを調理前に見た際の率直な感想はズバリ「期待できそう♪」でした。というのも、通販系ラーメンのスープは濃縮されたものをお湯で戻すタイプのものが多いのですが、今回のかけラーメンは原液スープが冷凍された状態で入っいるのでお店の味がそのまま楽しめそうです。
このスープを湯煎で溶かし、更に別の鍋に移して煮立たせる必要があるのですが、他は特に難し点はありません。6分~6分半ほど煮た面をあわせるだけです。私は途中途中で試食しながら好みの柔らかさになるまでは、更に2~3分ほどかかりました。
実食に際してはもちろん具材をトッピングする事もできましたが、今回はお店のコンセプト通りのかけ状態、海苔以外を足さずに頂いてみました。
まさ屋 かけラーメン 食べてみた!
若干少なめのスープは二郎系とも少し違う…何かこう、二郎系インスパイアのインスパイアと言うか、ちょっと深みに欠ける気がします。トッピングなしが前提のスープであるならココが改善ポイントかな?とは思うものの、滑らかで普通に美味しく食べられます。
お店で食べると器が熱を伝えやすいプラスチックであるが故に、ぬるめの温度で提供されることが多いという まさ屋のかけラーメンですが、自宅で調理するので麺もアツアツ!この状態で食べられるのであればお取り寄せはアリですね。
麺もお店と同じ特注麺でコシも小麦も感じて美味しいのですが、具がない二郎系ラーメンということで、いかんせん中盤以降に飽きてしまうのは予想通り。かけラーメン状態で食べるよりも、野菜や焼豚を追加して楽しんだ方が良いとは思いました。個人的には擦り下ろしニンニクは必須、あとは実際にお店のカウンターでも一味、カレー粉、生姜なんかもあると良いでしょうね。
SNSでバズってからテレビやメディアで話題となったかけラーメンではありますが、電車賃と時間をかけてわざわざ実店舗に行く程のものではないと思います。一方で、冷凍状態で好きな時に好きなようにカスタマイズして食べられる通販版はお試頂く価値はあるかなと感じました。
結論:調味料、トッピングはあった方が良い