蒲田には你好(ニーハオ)や歓迎(ホアンヨン)といった羽根付き餃子の名店が幾つかあって私も大好きなだったのですが、テレビ等のメディアで紹介されて人気が出たくらいから、そのクオリティに疑問を抱くようになりました。
まず我慢ならないのが、大量の餃子を一気に焼き上げ 客に提供している点です。
もちろん上記全ての店舗がそういったスタイルで営業している訳ではないと思いますが、多くの場合 アツアツではない「温かい」レベルの餃子が出てきます。
これにはお客さんの待ち時間を少なく出来るメリットはあるのでしょうが、味は大きく損なわれます。これってどうなんでしょうね?個人的には、ちょっと間違ったホスピタリティなのだと思います。(だからもう行っていない)
いくら有名店でも作り置きの餃子を食べるくらいなら~と、以前から色々な種類の餃子をお取り寄せしているのですが、今回のは変わり種で美味しかったです。
飯田橋にも人気店を持つ、PAIRON(パイロン)さんの白龍餃子です。
1つ1つが手作りで大変に人気があるようで、納品までに最長で1か月程度かかることもあるそうです。
さて、この白龍餃子ですが調理方法がちょっと変わっておりまして、まずは冷凍のまま熱湯に放り込んで6分間茹でる必要があります。普通の餃子であれば破けてしまいそうな茹で時間ではありますが、白龍餃子であれば無用な心配でした。
茹で上がったらそのまま(とはいってもツルツル滑るので菜箸では掴めず)油を敷いたフライパンで2分間焼き上げれば完成です。
ほんのりとシナモンが香るしっかり目の皮は、これだけ食べても美味しいと思えるレベルの良く出来たものでした。
それが「殆ど豚肉じゃないの?」と思えるレベルの餡の濃ゆい味わいと、じゅわっとあふれるジューシーな肉汁と合わさってとても美味しいです!
そのレベルは20個しか購入しなかった自分が悔やまれるレベル…
自宅にいながら有名店の餃子を軽く凌駕しちゃうレベルの素晴らしい餃子でございました。実店舗にも行ってみたくなりました。^^