十二年焼売 12年の歳月をかけて作られたシュウマイを試してみた!

皆さまは「たれ屋」さんをご存知でしょうか?
お店の名前だけではピンとこない方であっても、かつては納品までに1年待ちと言われた大ヒット商品であるクロワッサン餃子を作っている香川県善通寺市にあるお店と言われれば「ああ~!」となるのではないでしょうか。

今では以前よりは断然入手しやすくなった同餃子ですが、どういう訳だか公式サイトでは生餃子しか売られていないようで、賞味期限4日は厳しい…という事で、1年待ちと言われる新たな人気商品を試してみることにしました。

作るのに3日を要し、更には到着まで7か月待ちというシュウマイの概念を変えるシュウマイと呼ばれる十二年焼売(12年シュウマイ)を試してみることにしました。

たれ屋 十二年焼売
たれ屋 十二年焼売

十二年焼売とは?
前述の通り、十二年焼売とは香川県善通寺市にある「たれ屋」が12年の歳月をかけて開発した特別な焼売(シュウマイ)です。
原材料にはバナメイ海老と十勝野ポークのロースを主な具材として使用し、化学調味料を一切使わずに素材の旨味を最大限に引き出すことを重視したものです。

8時間煮込んだ自家製無添加ブイヨンを餡に練りこみ、葱油や生じょうゆ、三河本みりんなどを加え仕上がっています。

十二年焼売 調理方法
十二年焼売 調理方法

十二年焼売には複数の調理方法がありますが、美味しく食べるなら何と言っても蒸し器を使った方が良いです。ここでも霜鳥製作所のホーム裏ごし21型(過去の記事へ)が大活躍してくれました。

■十二年焼売 調理方法
蒸し器を使用する方法
・蒸し器に水を入れ中火に設定
・セイロの底にシュウマイがつなないような工夫をする
例:油を塗る、白菜やレタスの葉を敷く
・焼売を凍ったままセイロに並べでフタをする
・15分蒸したら完成

フライパンを使用する方法
・フライパンに小さじ1の油を薄く敷く
・キャベツやモヤシ等の野菜を底に敷いて焼売を並べる
・中火で4分間加熱
・水を大さじ4(約60ml)加え、蓋をしてさらに8分間蒸す
・火を消して4分間蒸らしたら完成

電子レンジでも調理可能ですが、乾燥しやすいので水で表面をさっと濡らしてキッチンペーパーをかぶせるのが良いと思います。

たれ屋 十二年焼売 食べてみた
たれ屋 十二年焼売 食べてみた!

皿に盛る時に分かったのですが、十二年焼売の皮は湯葉のようにとても繊細で、注意しないとスグに破れてしまいそう。触っただけでも分かるプルプル感です。

まずはそのまんまの味を確かめるために、添付のタレをつけずに頂いてみたのですが、身のギッシリさに驚きます。最初は豚肉、そして歯応えが感じられる大きめに手切りされたエビを感じます。
海老と豚肉だけでもそれぞれの旨味があるですが、そこに椎茸、あとはブイヨンで全体が調和してる感じです。

化学調味料は不使用とのことで、素材の旨味が存分に楽しめる系のシュウマイ、そこもお店の狙いなのだそうです。特にエビの主張が大きいです。

そしてタレは日本ではあまり馴染のないような独特なもので、台湾や中国で点心を味わっているような気分にもさせてくれます。

たれ屋 十二年焼売

私は化学調味料の否定派ではないので不謹慎な言い方かも知れませんが、これに少量の化学調味料を入れたらもっと美味しくなりそう。(笑)
というのもこれは個人的な好みの問題なのですが、私はエビが主張しすぎる料理が苦手なので この焼売にはそれほどの価値を見い出せなず…

でも、味わいは本当に繊細で手間暇かけて作られた贅沢なシュウマイ、口コミを見ましても多くの方は美味しいと太鼓判を押す商品なのだと思いました。ふるさと納税の返礼品としてもチョイスされている、間違いのない焼売です。

十二年焼売 お取り寄せ・購入先情報

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