なかの真紅 桃のビジュアル!?中まで赤い長野県中野市発の希少リンゴ。

この記事のアイキャッチ画像をご覧になって「秋冬に桃?ちょいと時期外れだねぇ?」と、
思われた方もいらっしゃるでしょうね。
でもコレ、桃じゃなくてリンゴなんです。品種名はなかの真紅(なかのしんく)と言います。

なかの真紅とは?
リンゴ界で最も知名度がある(…と、私は思っている)「ふじ」に「いろどり」という品種を交配させたリンゴです。
生産されたのが長野県中野市の育種家さんであることから、その地名にちなんで なかの真紅と名付けられました。とはいえ、長野県内のみで生産が限定された品種ではなく、の苗木は既に販売されているので、長野県以外でも栽培されています。

なかの真紅の収穫時期は長野県で10月下旬という若干の晩成種なので、まさに今が旬といったところですね。

なかの真紅

カットする前はご覧の通り普通の赤いリンゴなのですが、なかの真紅は表面の色が赤くなるのに比例して、果肉までもが赤くなる珍しい品種です。大きさは1つ250g~300gといったところですかね。

品種登録されてから さほど年月が経過しておらず、流通量が物凄く少ない希少品種との出会いは、有楽町駅前の交通会館でのことでした。
交通会館では書店前のスペースを中心に交通会館マルシェが開催されているんです。平日であれば5店舗、週末や祝日ならば20~30店舗が出店して、全国から生産者さんが それぞれ自信の品を販売されます。

ながの真紅
ながの真紅 果肉が赤いリンゴ

そのお店でみたながの真紅が赤道切り(輪切り)されていた模様が何となく花のようで綺麗、かつ生食には珍しい赤果肉リンゴとのことだったので、思わず購入してしまいました。今までに食べたことのあるリンゴはどれも白とかクリーム色だったので、どんな味がするのだろう?と興味津々。

そして先日はちょうど、長野県の中野市を通ったばかりだったので、何となくご縁を感じました。

ながの真紅を手に取ってみますと予想を超えたワックスで手がベタベタになるレベル。これは完熟の食べ頃ですね!早速カットして頂いてみましょう。

ながの真紅 食べてみた

これ、写真だけ見せられたらきっと桃に見えますよね?

果肉は固めで糖度は高い方だと思います。甘みと酸味であれば甘みが優位に立つ品種なのですね。果汁も多いとは思います。
味としては、それぞれの要素に突き抜けたような特徴はなくて、各要素の最大点数が5点なのであれば、なかの真紅は全て3.5点をとるようなバランスタイプのリンゴなのだと思いました。

収穫直後であればシソの香りがすると言われていますが、それは感じられませんでした。色合いが綺麗なので、購入後に冷蔵保存してクリスマスシーズンにケーキとかに使うのも良さそう。

希少品種なので楽天等でケース売りされている事は非常に稀で、味くらべセットの一部になかの真紅が入っている~というパターンが多い未体験リンゴでございました☆

なかの真紅 お取り寄せ・購入先情報

【スポンサーリンク】