秋~冬にかけて旬を迎える食べものがとても多いので、お取り寄せ生活にも自然と力が入ってしまいます。フルーツに関しては和梨が終わってリンゴが出てくるこの時期に気になったがの千雪という初めましての品種です。
千雪は「ちゆき」と読みますが、何でこのりんごを通販でお取り寄せしようと思ったかと言いますと、りんご大学というサイト様でりんごのチャート表を見たからです。りんごのチャート表とは文字通りりんごの品種を甘さ ⇔ 酸味、柔らかい ⇔ 硬いといったチャートの中にプロットしたものですが、千雪は数あるりんごの中でもとても硬い品種であることが分かったんです。
私、りんごは硬めが好きなんですよね。シナノスイートとか味は美味しいのは分かるのですが、もさっとした食感よりはパキっ!シャキッ!としたものに魅力を感じたのでお取り寄せしてみることにしました。
青森県産 千雪(桜庭りんご農園)
桜庭りんご農園とは?
まず、今回の千雪を生産されている桜庭りんご農園さんは青森県津軽地方の中央部に位置する板柳町という場所でりんご畑約6haを有する農園で、わい化栽培という木の樹の高さを低く抑える栽培方法を古くから取り入れて独創的な栽培技術でりんごを生産されています。
「自然の味そのまま」をモットーに、減化学肥料・減農薬といった環境に優しい農業に取り組まれている生産者さんです。
千雪とは?
千雪とは桜庭りんご農園が手がける季節限定の特別品種。晩秋から初冬にかけて収穫される希少なりんごで前述の通り「ちゆき」と読みます。この名称はりんごの果皮にある斑点が雪のように見えることに由来します。
千雪の特徴
見た目の美しさ
千雪は皮が薄くて汁もたっぷり系の林檎で、断面がまるで雪解けのように輝きます…ってのは言い過ぎかも知れませんが、表面の模様はインスタ映えしそうな見た目です。
味わい深さ
甘みと酸味のバランスが絶妙な品種ではありますが、酸味よりも若干ですが甘みが勝ります。糖度は15度前後あるのに、後味がスッキリしているのが千雪ならではの魅力です。
香りの豊かさ
冷蔵庫から出してカットした瞬間にふわっと広がるフルーティーな香りも、千雪の特筆すべきポイント。
変色しにくい
通常のリンゴはカットしてから時間が経過すると茶色っぽく変色しますが、千雪は変色しにくいので生菓子に使うのにも適しています。
青森県産 千雪(桜庭りんご農園)食べてみた!
千雪を食べてみた感想
実際に桜庭りんご農園の千雪を食べてみた感想なのですが、長い年月生きてきましたけれど、初めて経験するタイプの個性的な味わいでした。これまでにも希少・レアと言われるりんごは色々と食べてきたつもりではありますが、流通量が多い青森県産ふじとも、長野県産シナノリップとも、群馬県産ぐんま名月とも、星の金貨とも、そもそも毛色が違う味なんです。言われてみれば系統が金星とマヘ7…という、聞いたことがない品種との交配でした。
歯ごたえは硬くてシャキッとしていて味わいは爽やか&繊細で優しい味わいでした。これ、りんご好きの方はもちろん普段あまり果物を食べない方にもぜひ試してほしい逸品だと思いました。
千雪のおすすめポイント
- 冬限定 数量限定の希少なりんご
- 変色しにくいので生食以外にも用途が沢山
- ギフトにも喜ばれる美しい見た目と香り
- 自然の甘さと酸味の絶妙なバランス
通販サイトでお取り寄せを試みても流通量が少ないせいかスグに売り切れてしまうことが多いので、見かけたら早めの購入がおすすめです。
![[西瓜] 姫まくら 皮の際まで甘いと噂のスイカを検証してみた!](https://tsuhan-nikki.com/wp-content/uploads/23/himemakura03.jpg)



![[旬] 幻のスモモ!ケルシー(山梨県産)を食べてみた!味や切り方も解説☆](https://tsuhan-nikki.com/wp-content/uploads/21/kelsey.jpg)