加齢臭対策グッズと女性の加齢臭。
首筋に唇を這わせた時に、ほんのり感じるフレグランスが好き。
香水はその人自身が持つ匂いが混ざって「その人の匂い」になる。私はいつの頃からか、それを相手の女性とのエピソードをセットにして記憶するようになっていた。
自分のサイトのコラムにも書いたけれど、視覚による記憶は薄れがちでも、嗅覚と共に得た記憶というのは いつまでも残っているものなのである。
だから…という訳でもないけれど、身体に香水をつける習慣がない私は 少しだけ汗ばんだ胸板を 傍で寝そべる彼女の鼻先に近づけては、今までこんな質問をしてきた。
「ね、どんな”うえ臭”がする?」
「うえ臭?あははっ♪」
そう、私の体臭だから「うえ臭」。(笑)
その安直なネーミングに笑われながらも、殆ど臭いがないのが「うえ臭」なんだとか。
(ちなみに 臭いがない=生命力が強い…というのが漢方の五臭の考え方なんですって。へへん♪)
けれど、それをいつまでキープ出来るのだろうか…と考えてしまうくらいに、会社ではTV番組(鉄腕ダッシュ)の影響からか、加齢臭についての話題が流行しています。
「皆さんの首の後ろからも、そのうちロウソクのロウみないな香りが漂ってくるんですかね~。いひひっ♪」
新卒の杉元君を除いては全員がover30の男性陣をみて、そう言い放つギリギリで20代の順子様。
それにニヤケ顔で反応するのは、私と同い年の横山隊員。
「女性からも加齢臭ってしますよね?独特の生臭さと言いましょうか…」
そりゃ肺でも弱ってるんじゃないのかい?とは突っ込まずに、あえて こんな追い討ちをかける私。
「そのうち順子様も…生臭くなっちゃうのでしょうね…残念です。」
「ちょ、ちょっと!わ、私はまだ大丈夫ですよ!だって二次成長も、脇毛が生えるのだって人より遅かったんですからっ!」
フロア中に響き渡ろうかというくらいの声で弁明する 嫁入り前の順子様は我々のお客様ながらに可愛い人だなぁ…と、シャワー中にそんなエピソードを思い出しながら、いつもよりも念入りに首の後ろを洗い、就寝前に電源を入れたパソコンからアクセスした楽天の検索窓に、そっと「加齢臭対策」と打ち込んでしまう、うえ 37歳 独身 彼女なし。

↑こういった加齢臭対策グッズが色々とHITします。詳細は文末に。
澄んだ秋の空に浮かぶ星に「変な臭いがしてきませんようにっ!」と力強く願ってしまう、微妙なお年頃なのである。
When you wish upon a star. As dreamers do.
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