[コタキナバル] ガヤ センターホテル(Gaya Centre Hotel)どこでも徒歩圏内?の立地は凄いが…

本当、海外旅行には勢いも大事だなーと思ったのが、今回のコタキナバルへの渡航です。

コタキナバルは海を境に東西に国土を持つマレーシアの東側、ボルネオ島にあるサバ州の州都。実際に行かれた方のクチコミからは海が綺麗でグルメも買い物も楽しめる!という何とも魅力的な地域なのですが、今までなかなか行けなかったのはクアラルンプール等を経由する必要があったからです。

何しろ時間がかかりますからね…
日本 クアラルンプール 約7時間40分
クアラルンプール コタキナバル 約2時間30分
乗り継ぎ時間を考えると、半日は移動時間で潰れてしまう計算になります。

…が、何とマレーシア航空が期間限定(約2か月間)東京 羽田 コタキナバル間の直行便を運航するというので早速飛びついてしまった!という訳です。直行便を使えば約6時間少々で行けちゃいますので。

ガヤ センターホテル(Gaya Centre Hotel) 外観
ガヤ センターホテル(Gaya Centre Hotel)外観

今回も初めて行く場所なので、ツアーはHIS往復送迎付きのプランにしました。格安ツアーであるが故に宿泊するホテルは実際に渡航する日の2週間くらい前まで知らされませんでしたが、市街地の中心部にあるガヤ センターホテル(Gaya Centre Hotel)に決まりました。

このホテルに宿泊した上で感じた最大のメリットは、安くてとにかく立地が抜群に良いことです。何しろスリア サバ(人気No.1ショッピングモール)が道路を挟んだ向かいにありますしね。3F(日本の感覚だと4F)にはスーパーマーケットも入っているのでお土産にも、日用品にも、ついでにフードコートもあるので食事に困りません。

で、このホテルについて感じた事から列挙しますと以下のようになります。

★★★★★ 立地
★★★★☆ スタッフさんのホスピタリティ、コスパ、Wifi
★★★☆☆ 朝食、トイレ、客室の広さ、展望
★★☆☆☆ アメニティ、シャワーブース、リネン
★☆☆☆☆ 設備

ガヤ センターホテル(Gaya Centre Hotel) 客室
ガヤ センターホテル(Gaya Centre Hotel) 客室

トータルとしては立地の良さが全体の評価を底上げしている感じではあるのですが、ちょっとお金の使い方どうなの?と思える点はありました。

例えばフロント周りに多めのスタッフさんが配置されていて、特にドアマンの方はとても丁寧な接客や対応(常に手動でドアを開閉)をしてくれるのですが、客室にある椅子のクッションは完全に潰れていたり、タオルは乾燥機に入れる時間が長すぎるせいか焦げ臭かったりとバランスがどうなの?という感想ですかね…あ、繰り返しになりますが、費用を考えたら満足しています!

アイランドホッピングでマムティック島に
アイランドホッピングでマムティック島に

アイランドホッピングの起点となるJesselton Point Ferry Terminal(ジェッセルトンポイントフェリーターミナル)も徒歩約8分。
アイランドホッピングは「言葉も勝手も分からないから…」と事前に日本からオプショナルツアーを申し込まれる方もいらっしゃいますが、まったく難しいものでもないので現地で申し込まれるのが良いと思います。

まずは価格が全然違いますしね…
オプショナルツアーで2島巡り(昼食付)だと380MYR(約13,300円)くらいですが、個人で手配すれば2島45MYR + 入島税20MYRで65MYR(約2,275円)なので、滞在中の食費が待叶えてしまう差額が出ます。

何より事前予約してしまうと悪天候であろうと行かざるを得ないので、せっかくの想い出も色褪せてしまうことがありますので。

Central Market(セントラル マーケット)
Central Market(セントラル マーケット)

コタキナバルの新鮮な食材が揃うセントラルマーケットも徒歩約8分。ここは早朝6:00からオープンしているので、早朝到着の飛行機やチェックインまでにまだ少し時間がある~なんて時にも便利です。

この旅で一番買いたかったテノムコーヒーという、地元サバ州のテノムで栽培されたコーヒー豆を豆の状態で購入できました。(売り場は少し分かり難いですが、入り口から入って中央左側にコーヒー豆を扱う店舗が数店あります。)

完熟の地元産マンゴーはミルキーで独特のコクがあって想像以上に美味しくて毎日食べてました。しかも安い!

イー・フン(Yee Fung)ラクサ イー・フン(Yee Fung)チキンポットライス
イー・フン(Yee Fung)のラクサとチキンポットライス

古い街並みが残るガヤ通りにも徒歩約10分でアクセスできます。

マレーシア旅行はペナン島クアラルンプール(いずれも過去の旅行記へ)に続いて3回目なのですが、今回は特にローカルフードの美味しさを実感できる旅でした。

例えば上記画像はラクサというカレー風味の麺料理が有名なイー・フン(Yee Fung)というお店なのですがクレイポットチキンライス(鶏肉入り土鍋ごはん)も日本では味わえない美味しさでした。色は茶色ですが、味わいは優しいもので美味~☆

他にも色々と食べ歩きましたが、衛生面も含めてハズレと思えるお店に出逢わなかったことにも驚きです。日本からマレーシアに移住する方が多いのも分かるわ…物価が安い国は他にもありますが、ダントツで住みやすそうですし。

ガヤストリート サンデーマーケット
ガヤストリート サンデーマーケット

日曜日の朝~昼が旅程組み込まれているのなら行っても良いと思ったのがガヤストリート サンデーマーケットという、文字通りガヤ通りで日曜日の午前中だけ開催される朝市です。こちらも徒歩で約10分。

東南アジアにおける世間一般の日曜市と少し違ったのは、犬猫や熱帯魚等が扱われていたり南国フルーツの苗があったり、焙煎したてのコーヒー豆屋さんがあることです。
ここでは予想通り欲しいと思えるものが非常に少なかったのですが、ここでもボルネオ島で採れたコーヒー豆と、10MYR(350円)という安さにつられてオランウータンがプリントされたTシャツを買いました。

コタキナバル市立モスク
コタキナバル市立モスク

せっかくのコタキナバルなので、Grabでも簡単にアクセスできそうな観光地も巡ってきました。まずはコタキナバルのアイコン的存在とも言えるコタキナバル市立モスクも車で約9分でアクセスできます。

敷地内に入るのに5MYR(約175円)、内部に入るなら別途料金がかかりますが、鮮やかな青が映えるスポットでした。
条件が良ければ水面にモスクが反射して綺麗そう。夜に行けばライトアップもされているのは知りませんでした。

タンジュンアルビーチ
タンジュンアルビーチ

コタキナバルのサンセットポイントとして大人気なのがタンジュンアルビーチは車で約11分。食べものや飲み物の屋台も沢山出ていて開放的な気分が味わえました。
この日は曇っていて太陽は出ていませんでしたが、それでも赤く染まった空は綺麗で印象深いものでした。

海外旅行は年に行けても2~3回なので、出来る限り多くの経験をしたい…それ故に同じ場所にはあまり行かない私ではありますが、コタキナバルは直行便が飛ぶ季節に是非とも再訪したいなと思える街でした。

口コミ通り海も、ショッピングも、食事も楽しめて清潔、何より人々も柔和な素敵タウンでした。

コタキナバル旅行に用意したいグッズその他の情報

【スポンサーリンク】