台湾で海外温泉初体験！水美温泉会館 (スイートミーホットスプリングリゾート)大浴場と客室で北投温泉を満喫ツアー！

海外旅行が好き、温泉も好き！なのに考えてみれば海外の温泉って入ったことがなかったなぁ…では行ってみるか♪と考えて思いついたのが台湾の北投温泉という温泉観光地です。

さて、皆さまは北投温泉をご存知でしたでしょうか？

北投温泉とは？
北に投げるかいてベイトウと読みます。
日本からも近くて観光地としても人気の高い台湾、その首都である台北市内からMRTで35分程度でアクセスできる北投石でも有名な温泉地です。

最初に今回の旅の結論からお話しますと「都会から近い温泉だし、普通の温泉でしょ？」なんて思っていたのですが…とんでもなかったです。私がこれまでに旅した国内の温泉と比較しても遜色ないばかりか、その上を行っていた～と表現しても過言ではないレベルの素晴らしい温泉でした。

北投温泉 MRTでの行き方
主要な場所から北投温泉へのアクセス方法には前述のMRT、バス、タクシー等色々とありますが、私の場合は全て渋滞知らずで待ち時間も少ないMRTでアクセスしました。

北投温泉の最寄り駅は新北投駅になります。
桃園空港から
・桃園空港から桃園空港MRTに乗って台北車站にて下車
・淡水信義線に乗り換えて北投にて下車
・北投～新北投間の往復電車に乗って新北投にて下車

松山空港から
・松山空港からMRT文湖線に乗って大安にて下車
・淡水信義線に乗り換えて北投にて下車
・北投～新北投間の往復電車に乗って新北投にて下車

私の場合は羽田空港から5:55発のPEACH（LCC）の台北桃園空港行きを利用したのですが、到着が8:35とそのまま新北投に向かってホテルにチェックインするには早いので、コインロッカーや手荷物預り所に荷物を置いて、身軽になった状態で台北市内を観光してから、ちょうど良い頃合いに北投温泉に向かうと良いと思います。

台湾は外食文化が生活に根付いている街なので、朝から食べられるお店は沢山あります。私は露店で台湾産のマンゴーをGETしつつ、牛肉麺を堪能してきました。

さてさて、今回ご紹介する北投温泉にとにくかく安く、格安で入浴してみたい！という方であれば、台北市内に宿泊するパッケージツアーを予約して、日帰りで北投温泉の公衆浴場を利用されるのが一つのテだと思います。ってか、それしかないかも？

私も本来はそうしようと思ったのですが、この公衆浴場は水着着用であり、かつ水着の種類やらキャップ装着等も厳しく見られる…とのことで少々面倒に感じたので、今回は少しだけ奮発して温泉ホテルに宿泊することにしました。

移動にかかる費用を抑えられたので丁度良いかな？

今回お世話になったのは水美温泉会館 (スイートミーホットスプリングリゾート)というホテルです。

新北投駅を背にして右斜め前方向に3分程度の場所にある温泉ホテルで、目の前は緑あふれる公園で周囲には飲食店も多くあり、カルフール(24時間営業のスーパーマーケット)にいたっては隣のビルにある～という好立地でとても便利です。

客室はスタンダードツイン、ダブル、ファミリールーム等、色々なタイプがありますが、我々は3名利用でしたのでデラックスツインルームにしました。

小上がりが畳で出来ている何とも落ち着く部屋です。
セキュリティボックスあり、クローゼットあり、あとはミニバー…とは言ってもアルコール類はありませんが、冷蔵庫の飲みもの共に宿泊料金に含まれているので無料でした。

トイレもパナソニックのウォシュレットでしたが、トイレットペーパーは日本から持参しても良さそうです。（流せるから）

そしてこのホテルの売りであり、我々にとっての最大のお目当てが客室に備えられた温泉ですよ♪
蛇口を捻れば硫黄の香りと共に白濁した温泉がドバドバ流れてきます。

ちなみに画面上に見える3つの蛇口は左からお湯、水、温泉。なので可能な限り源泉の状態を楽しみたいなら一番右側の蛇口だけと使うべきだと思います。温泉が溜まる頃には「ちょっと熱いかな？」と思える温度かも知れませんが、お湯なんて暫く放置すれば温度はゆっくり適温に下がりますので。

で、この白硫黄泉が冒頭でもお伝えした通りお世辞抜きに素晴らしい泉質で、とても温まるんです。浴槽から出ても長時間身体がポカポカでした。

風呂上りの この状態で飲むビールはとても美味しいです。

ここでは冷蔵庫に台湾生ビール 18Daysという、文字通り生ビールなので加熱処理されておらず、賞味期限も18日しかありません。それだけに管理が大変なので置かれている飲食店が限られる～というとてもレアなビールなのですが、ホテル隣のカルフールに普通に売ってますので、是非とも部屋の冷蔵庫に準備されることをおすすめします。

フレッシュでバナナのような甘い後口が特徴的な台湾らしいビールでした。

ホテルには日本式、つまりは水着を着用せずに裸の状態で入浴を楽しむ大浴場も用意されています。ただ、日本の温泉ホテルのように部屋からいつでもアクセスできる～という訳ではなく、フロントでの受付が必要になります。

フロントの左側で部屋番号と利用人数を伝えるとロッカーのカギを渡してくれます。ロッカーの中には予めフェイスタオルとバスタオルが入っているので部屋からの持ち出しは不要です。
浴槽の温度は39℃前後のぬる湯と、42℃前後のお湯の2種類に加え、サウナや水風呂も用意されています。

ただ、利用回数には1泊あたり1回という制限があるようです。宿泊客以外にも日帰り利用が可能ですが、日帰りの入浴の利用料金がそこそこお高いためかお客さんも少ないのでゆっくり浸かっていられました。
※日帰り利用は09:00～22:00（木曜日のみ12:00～22:00）

ただ…恐らく加水しているようで部屋の温泉よりも透明度が高いです。なので私はこの大浴場を滞在中に一度しか利用しませんでした。

朝食はビュッフェスタイルで、サラダ・メイン・パン・ご飯（お粥）・フルーツ・デザート（ヨーグルトや乳酸菌飲料）・コーヒー等が揃ってました。
台湾ならではの点心や朝ごはんの定番である魯肉飯もあって、朝から充実した食事が楽しめました。

フロントには日本語がとても堪能なスタッフさんがいらして、皆さんとてもホスピタリティの高いので安心して滞在できました。ホントに素晴らしい温泉でしたので、日本国内の温泉地を巡るような温泉マニアさんにもおすすめのホテルだと思いました。

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