[おすすめの船旅] 伊豆大島で島ネコと過ごす島時間 ホテル赤門は猫好きにとって脅威のハイコスパ旅館だった!

都心で働いて疲れ果てた or 居住されている皆さんには「たまには都会の喧騒を忘れてゆっくりしたい…」なんて思われるシーンが多々あろうかと思いますが、そんな時には離島への1泊温泉旅行を激しくおすすめしたい島好きマンな私です。

離島も沖縄本島のように大きい島であればそれなりに便利ですので、それこそ本土に居るのと特に何も変わらないと思うのですが、それなりに小さな島には離島ならではの良さがあると思うのです。

例えば時間の進み方が通常よりもゆっくりと感じられる点。私はこれを勝手に島時間と名付けているのですが、海を見て波の音を聞きながら何もせず、ただただボ~~~っとしているだけで、都会では味わえないようなリフレッシュ感が堪能できます。

少し不便な所もまた良いんです。
24時間営業のコンビニもない、電車もない、移動はバスがメインで運行本数もとても少ない…だからこそ、ゆっくり&のんびりと贅沢な時間の使い方ができるってものかなと。
では東京やその近郊からもっともアクセスしやすいおすすめの離島は何処か?と尋ねられたら、私は伊豆大島を推します。

伊豆大島へのアクセス 大型客船 伊豆大島へのアクセス ジェット船
伊豆大島へのアクセスは大型客船やジェット船がおすすめ(東海汽船)

伊豆大島の何が良いって…雄大な自然に温泉、美味しい島料理等、本当に色々とあるのですが、まずは何といってもアクセスの良さでしょうね。大型客船、高速ジェット船、飛行機という選択肢があります。

浜松町エリアにある竹芝桟橋から大型客船絵なら4時間30分、ジェット船なら1時間45分なので日帰りだって出来ちゃいます。往路に竹芝桟橋22時発の大型客船を使えば大島には翌麻の6:00には到着しますので、朝からの行動したいアクティブ派にもバッチリ。
そんなに早く到着して何をするの?と思われるかも知れませんが、島にはそれを見越したサービス、例えばカフェのモーニングだったりレンタサイクルだったりを提供するお店が存在します。

1~2泊できるくらいの時間的な余裕があれば電車で熱海~伊東あたりの温泉を楽しんで、港からジェット船を利用するって手もアリ。これならたったの45分程度で大島に到着しちゃいます。(実際、うたた寝してたら着いてました…)

大型客船から撮影した東京
大型客船から撮影した東京

私は大島への往路を熱海からのジェット船、復路に大型客船をチョイスしたのですが、
大型客船のデッキから眺めるサンセットや東京の夜景はとても綺麗でしたよ。大型客船は一番お安い2等客室でさえ足元が広々していて、飛行機のビジネスクラス並みの乗り心地でした。船旅サイコー♪

ちなみに、大島には岡田港と元町港という2つの港があるのですが、船を利用してみていちばんビックリしたのがです。
往路:とちらの港に到着するか?は乗ってみないと分からない
復路:とちらの港から出港するのか?は当日の朝じゃないと分からない

岡田港 元町港の間は大島バス 大島公園ラインで乗り換えナシで行き来できますが、移動には20分弱の時間がかかる上に前述の通りバスの本数も多くはないので要注意です。
特に大島からの帰路には出帆港を間違えないように、必ず事前に東海汽船の運行状況ページで出帆港を調べておきましょう!

ホテル赤門 外観
ホテル赤門 外観

さて、ここからはいつものように宿泊施設のお話です。
今回お世話になったのはホテル赤門さんという、元町港から徒歩で僅か2分程度の好立地ホテルです。ホテルとは言いましても夕食中に布団を敷いてくれる&朝食中にはそれを片付けてくれる旅館スタイルではありますが、源為朝の屋敷跡に建てられた歴史あるホテルで、ご当主は39代目の子孫にあたるのだとか。

源為朝とは鎌倉幕府を開いた源頼朝の叔父にあたる方で、1156年に起きた保元の乱に敗れて、伊豆大島に流罪という歴史があります。
そういったことで、2階と3階の客室には源氏の名前が付けられていたのですね。

ホテル赤門

赤門は源為朝の時代の門を復元したものですが、ホテルのシンボルでも赤門はPikmin Bloom(ピクミン ブルーム)にもポストカードとして登場していますので、このゲームをプレイされているホテル赤門さんに宿泊された皆さまは是非とも記念にGETしてみてください。(笑)

ホテル赤門 通常和室 ホテル赤門 通常和室
ホテル赤門 通常和室

客室は通常和室と離れのコテージがありますが、今回は普通の和室でした。

3階建ての年季を感じる建物ではありますが、館内はとてもキレイに整備されています。部屋は10畳もあって広々していてテレビ、セキュリティボックス、冷蔵庫といった必要最低限の設備は揃っています。飲み物の自販機もあります。

ただ、エレベーターはないので足の不自由な方は2階をリクエストしても良いかと思われます。

ホテル赤門 温泉付客室 ホテル赤門 温泉付客室

私達が利用させて頂きた梓(あずさ)という客室には温泉が付いておりました。
もちろん、そういった客室プランを選択していないので利用するには別料金が必要ですが、確かプラス5000円程度だったので、相当にリーズナブルだと思います。客室のは露天風呂ではありませんが、大浴場が苦手な方にもおすすめ。

ホテル赤門 内湯 ホテル赤門 露天風呂
ホテル赤門 内湯と露天風呂(写真は宿泊施設提供)

大浴場にスマホやカメラは持ち込めないので上記画像は楽天トラベル提供のものですが、伊豆大島でも珍しく敷地内から湧出する為朝之湯と名付けられた温泉は少し塩分を含んだとても身体が温まるタイプ。

内湯は温度が低く設定されているのでず~~~っと入っていられるキモチ良さ。お湯が出てくる場所が1か所なので近くなら高めの温度で、遠くなら更に低めの温度で楽しめます。

温度が少し高めの露天風呂は全体の面積も広くて開放的!東京よりも星が近く見えますねぇ…

露天風呂の利用可能時間は6:00~9:00、15:00~23:00ですが、大浴場はチェックイン~チェックアウトまでいつでも利用可能です。

ホテル赤門 夕食
ホテル赤門 夕食

地元近海で水揚げされた新鮮な魚介類を中心とした夕食…これ、価格を考えると本当に素晴らしいです。
私たちは平日利用で1泊1人あたり12000円ちょっとのプランだったのですが、ここまで手の込んだ美味しい料理が出て来るとは思ってもいなかったので驚きでした。魚介のしゃぶしゃぶなんて素晴らしいと思いました。流石に地元の方も太鼓判を押す夕食!

沢山は食べられないお年頃ではありますが、ちょうどお腹一杯になる絶妙な量でした。天ぷらや朝食のお浸しにも明日葉が使われているのも大島らしくて良いカンジ。
朝食には大島牛乳が飲めるのですが、これが思いのほかさっぱりとした甘みがあって美味しくて、近所のスーパーで買ったものを自分用のお土産にしました。
(大島牛乳と大島バターは是非とも買っておきたい逸品です。)

私は通販日記という口コミレビュー系ブロガーなので、ネタのためにお取り寄せも宿泊施設も新しいモノを探し続けるタイプなのですが、ホテル赤門さんは「是非ともまた利用したいなぁ…」と心から思える良いホテルです。

それは料理、温泉のクオリティが高くてハイコストパフォーマンスであるのは勿論なのですが、何よりこのコ達の存在がそう思わせてくれるんです。

ホテル赤門さんに住むネコ様
ホテル赤門さんに住むネコ様

この日確認できただけでもホテル赤門さんには2匹のねこちゃんがいました。うち、茶色というか黒っぽい毛のコは本当に人懐っこくて、ずっとナデナデさせてくれます。もう、可愛いすぎてたまらん…

美味しい料理で満腹、そして良い泉質の温泉に浸かってリラックスした仕上げにネコによる癒し…これ最高過ぎませんかね?そしてスタッフさんは親切な方ばかりとただでさえハイコスパ、ネコ好きな方であればそれ以上の価値が味わえる良いホテルでございました。本当、次もまたお伺いしたいです!大島サイコー♪船旅サイコー♪♪

ホテル赤門 オンライン予約サイト情報

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