県外への移動制限も解除されたので、現地の方にご迷惑をおかけする事がないように衛生面では万全の配慮をしつつ、ストレス発散がてらに草津温泉に行って参りました。
アクセスは安価な高速バスを利用しました。
バスタ新宿から伊香保温泉を経由して、草津バスターミナルまで片道約4時間の旅路です。
草津温泉 湯畑
草津温泉のシンボルでもある湯畑に近づくにつれ漂う硫黄の香り…この香りを嗅ぐと「ああ、草津に来たなぁ♪」とほっこりした気分になります。
ちなみに前回の草津旅行は2011年なので(その時の様子へ)9年振りになりますが、湯畑周辺は少しばかり整備も進んで、若干洗練された印象。
それにしても…密を避ける意味でも平日に訪れはしたものの、結構 観光でいらっしゃる方が多いですねぇ~。流石、日本3名泉の一つでもある草津温泉。若いカップルやご家族連れが多い印象でした。この様子だと土曜日の宿泊は避けた方が良いかも知れません。
昔心の宿 金みどり
さて、今回 宿泊でお世話になる温泉宿は昔心の宿 金みどりさん。
明治35年創業の老舗で、元々は料亭だったことから、料理の口コミが非常に良い旅館です。アクセスはバスターミナルからも湯畑からも徒歩5分程度ですかね。中心地にありながら車も観光客の喧騒もなく、落ち着いた佇まいです。
ロビーは落ち着いた雰囲気の、和風旅館の面持ち。
小上がりには落ち着いた男性用色浴衣、可愛らしい色合いの女性用色浴衣がズラリ。これは女子に嬉しいサービス。
草津温泉 金みどり 和風の客室(和室)
客室は落ち着いた和室とデザインルームがあります。
いずれもバス・トイレ付ですが、ここに来て室内の風呂を利用する意味はないのでスルーで良いと思います。私達は和室を利用したのですが、地味に嬉しかったのが寝具、マットレスです。
点で支える突起が並んだこの形状…もしかして西川のエアーマットレスじゃないですかね?軽くて通気性も良く、温泉で温まった身体をゆっくり休められました。
※昔心の宿 金みどり 公式サイトより
大浴場は内風呂、露天風呂が男女別にそれぞれ1つずつ、そして離れには有料の貸切風呂があります。(撮影できないので画像は公式サイトより拝借しました。)
温泉は言わずと知れた含硫黄の名湯!ちょいと舐めてみますと…おおっ、酸っぱい。この強酸性が肌の余分な角質をリフレッシュしつつ、身体を芯から温めてくれます。
内湯の温度は高めですが、露天風呂は若干低めなので入りやすかったですよ。
また、内湯と露天では泉質が異なるのもうれしいポイント。泉質主義を掲げる温泉はもちろん源泉掛け流し☆
草津温泉 金みどり 夕食フルコースの一部
そして何よりこの金みどりさん、食事が素晴らしいんです。
食事は落ち着いた照明のお食事処で頂きますが、私は宿にとってコストがかかる部屋食よりも、温かいものは温かいうちに食べられる食事処が良いと思っています。
夕食の内容は宿善のジュース → 前菜 → お椀 → お造り → 焼肴 → 煮物 → 強肴 → 食事 → 留椀 → 香の物 → 水菓子 という、一般的な旅館食フルコース?と思われるかも知れませんが、とんでもないです!
地元の食材を使った創作性のある料理の数々は見た目にも綺麗に盛り付けられ、一品一品がとても丁寧に作られていて、とても美味しく頂けました。それはレストランとして独立運営しても良いんじゃないかな~と思えるくらいに。
特にビックリしたのが山女魚(やまめ)の焼き物ですね。
癖のない淡白さながらも、繊細な身と上品な味わい…こんなに美味しい川魚は久々に出会えました。良い年齢をして無言でもくもくと食べ続きてしまいました。
パリパリになるまでこんがりと揚った骨も良いアクセントになってます。
これまでの人生で色々な旅館に宿泊してきましたが、いわゆる一般的な旅館メシとは一線を画す素晴らしいもので、これは大人向けですね~。
料理付きですと宿泊料金もお安い方ではありませんが(素泊まりはお安いです)、それ以上の満足感が味わる大人のデートや大人時間を過ごすのに最適な温泉旅館でございました。スタッフさんの気遣いも繊細で優雅な時間を過ごせました。
ちなに、今回利用したのは夕食付き、朝食なしプランです。
このプランだと、朝風呂に入ってからもゆっくり布団でゴロゴロできますので。(笑)
草津 湯畑のライトアップ
夜の湯畑ライトアップも綺麗でした!
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