せっかくの愛媛旅行なので1泊では勿体ない!ということで、2泊目は松山市内に泊まってみよう!という計画になりまして…では松山市内でも何処に泊まろうか?となったとき、真っ先に思い浮かんだのが全国屈指の人気温泉地である道後温泉です。
本当、道後温泉が人気になるのも分かるんですよね。日本最古の温泉地なのに空港からも市街地からもアクセスが容易で、かつ観光地として整備されてますから。そんな理由で道後温泉に宿泊したのが今から4年前の冬でした。(当時の記事へ)
それはそれは大満足なホテルだったのですが、当時はコロナ禍は宿泊費用が安かったんだなぁ~と実感するほどに宿泊料金は高く…今回はリーズナブルでいて口コミの満足度が高いホテルを選びました。
それが松山ニューグランドホテルです。
松山ニューグランドホテル 外観
ニューグランドホテル…何となしに昭和を思わせるようなネーミングですが、実際はリニューアルされた客室タイプによって新しさと昭和の懐かしさを味わえるホテルでした。
チェックインは15:00、チェックインは10:00、アクセスは伊予鉄の市内電車に乗って大街道駅で下車します。松山空港からはリムジンバスも出ているので便利です。
大街道といえば松山市最大のアーケード街で、かつその周囲にはお店も沢山ある~という立地の良さもポイント。外観からは少し分かり難いですが、西館と東館が繋がった構成になっている建物です。
電子レンジとコインランドリーもあり
館内には電子レンジとコインランドリーもあるので複数日滞在するビジネスマンも安心だと思います。
設置場所で使うスタイルなのだとは思いますが、貸出用のパソコンがあるのも今となってはレトロさも感じますね。ただWi-Fiは完備されているので安心です。
松山ニューグランドホテル 客室
客室タイプはサータベッドが設置されたシングル、ツイン、そして今回利用させて頂いたようなレトロな和室タイプがあります。ドア開閉はカードキータイプで、これは大浴場の開錠にも使います。
和室の畳は新しくて、部屋に入った瞬間からイ草の良い香りがぶわっと広がってとても落ち着きます。そのままラフに寝転がれる気軽さが良いんですよね~。
着替えに関しても温泉宿にあるような浴衣ではなく、肌触りの良いセパレートタイプのニットガウンなのが何気に有難いです。これはサウナ施設にあるような館内着をイメージして頂ければ良いと思います。真冬になると浴衣がめっちゃ冷えますから、このテの館内着はとても良いです。
部屋にある風呂とトイレは別々になっているので使いやすいです。部屋タイプによっては浴室のない部屋もありますが、そこは滞在中なら夜中でも利用できる温泉があるので全く問題にならないと思います。
天然温泉ゆるりん ※画像は公式サイトより
手ぶらで日帰り入浴(15:00 ~ 24:00)も可能な天然温泉は地下670mから引く源泉を100%かけ流しの天然温泉。熱いお風呂が苦手な ぬる湯好きの私にとって何より嬉しいのは、36℃の源泉がそのまま楽しめることです。
時間帯によって温度差は感じましたが、体温と同じくらいのお湯にず~~~っと浸かっていられて本当に気持ち良かったです。
もちろん適温とされる41℃程度に加温された沸かし湯、そして男性風呂にはサウナや水風呂もあって整いました。
泉質はPh8.9のアルカリ泉で、いわゆる美人の湯系ってやつですね。ほんのり温泉の香りが漂う柔らかくて良いお湯でした。温泉の満足度としては道後温泉に引けをとらないものだと思っています。
今回は出来るだけ愛媛の地物を味わいたいと夕食も朝食も付かない素泊まりプランにしましたが、そこは繁華街である大街道にも近い好立地ホテルなので飲食店には全く困りませんでした。
近所には坊っちゃんフードホールがあって地ビールやら色々な料理が楽しめますし、すこし探せば今治のご当地グルメである焼豚玉子飯も味わえます。一進丸という郷土料理が味わえることで地元での人気がある大街道の居酒屋さんで食べた鯛の藁焼きは悶絶急に美味しくいただけました。
建物やサービスにはレトロさも感じましたが、部屋は綺麗にリニューアルされたとても便利で過ごしやすいおすすめのホテルでした。道後温泉に宿泊するよりも断然安く泊まれますので、道後温泉は日帰りで楽しみ、宿泊を松山ニューグランドホテルにするとハイコスパな旅が楽しめると思いました。
松山ニューグランドホテル オンライン予約サイト情報
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