佐世保への長期出張も残すところ数日、最後の週末は佐世保港からフェリーで直行可能な中通島に行ってきました。
中通島とは長崎県 五島列島の北部に位置する列島内でも2番目に大きな島で、複雑な海岸線と美しい海に恵まれ、全域が西海国立公園に指定されています。江戸時代の潜伏キリシタンの歴史を伝える教会群や五島うどんでも有名な島へのアクセスは片道2時間半…なので宿泊しようかとも迷った挙句に日帰りとしましたが、海沿いをレンタサイクルでサイクリングしているだけでも絵になるような景色が一杯見れる素敵な街でした。
中通島 名もなき海岸ですらこの透明度と綺麗さ
さぁ、あとは東京ではめったに見かけない上五島の逸品を自分用のお土産にするだけだ♪という訳でランチで地獄炊をいただいた竹酔亭さん隣の ますだ製麺さん物産館で五島うどんをゲット。
あと足りない分は最後に立ち寄るお土産屋さんで買えば良いので、ここは何としても地元っぽいものを見つけたい…というとき、立ち寄るべきは地元のローカルスーパーですよねぇ。そんな狙いで今回はスーパーのカミティさんに伺ったのですが、そこには見た事もない地元の品々が並べられていました。
特に目を引いたのがゴトジン(GOTOJIN)というお酒で、最初に見たときは「え、こって長崎発のクラフトジン?」と二度見しました。
地元のスーパーマーケットに大量陳列されるゴトジン(GOTOJIN)
普段から旅行先では地元の酒コーナーは欠かさずチェックするタイプなんですが、ひときわ洗練されたボトルを初めて目にしました。
ちなみにスーパーには多くの在庫がありましたが、通常ですと納品前に数か月かかったりする、そもそもが入手困難な希少品です。
※季節によっては長崎空港でも手に入ります。
ゴトジン(GOTOJIN)とは?
GOTOGIN(ゴトジン)とは長崎県 五島列島の五島つばき蒸溜所が手掛ける、島の椿の実をキーボタニカルにした国産クラフトジンです。
キーボタニカルとはジンなどの蒸留酒において、味わいや香りの主体となる特徴的な植物素材のことを指します。
日本でも有名なイギリスのビーフィーターには9種類の天然ボタニカルが入っていますが、ゴトジン(GOTOJIN)は17種類以上のボタニカルが使用されています。しかも椿の実がメインだなんて、どこか日本らしさを感じる魅力があります…が、ちょっと購入を躊躇ったのは…はい、価格です。
購入時点での価格は500mlボトルで5500円、お土産にも最適な50mlミニチュアボトルでも1500円となかなかの高級酒…この値段で失敗したら嫌なのでその場で検索。笑
するとゴトジンを絶賛する口コミばかりだったので購入を決意しました。いやいや便利な時代になったもんです。
五島つばき蒸溜所 ゴトジン(GOTOJIN)500ml
新島ガラスをほんのり淡くしたような色合いの透明感のあるラベルデザインに、どこか島の空気を感じる佇まい。これは絶対、期待できるやつです。
最近はクラフトジンがブームですが「地方発×ストーリー性×品質」の三拍子が揃った一本はなかなか出会えません。そういった意味でもこの出会いは完全に当たりの予感。
五島つばき蒸溜所ってどんな所?
このジンを語る上で絶対に外せないのが造り手である五島つばき蒸溜所の存在です。
長崎県 五島列島という豊かな自然に囲まれた土地にあるこの蒸溜所は、単なる酒造メーカーではありません。コンセプトは「五島の魅力をそのままボトルに閉じ込める」ことなのだとか。
ゴトジン最大の特徴は五島列島に自生する椿をボタニカルとして使用している点ですが、五島つばき蒸溜所の最大の特徴が、再生可能エルギーのみで稼働する日本ではじめての蒸溜所であることです。
ゴトジン(GOTOJIN)で使用する素材の多くが地元産。柑橘やハーブなど、五島の風土をそのまま味わえる設計になっていて、いわば「飲む五島」です。地域密着型のクラフトスピリッツとして、今かなり注目度が上がっている蒸溜所です。
小規模生産だからこその丁寧な仕込み。大量生産では出せない繊細な香りと味わいが、このジンの価値をさらに高めています。
ゴトジン(GOTOJIN)を色々な飲み方で飲んでみた!
私、普段からジンはあまり飲まないので、できる限り感じたままの感想を述べさせて頂きたいと思います。
結論:鼻先に近づけた瞬間に「あ、これ美味しいやつだ…」と直感的に分かります。
ストレート
まずはストレート!ストレートでジンを味わったことなんて一度もないのですが、グラスに注いだ瞬間にふわっと広がるのは爽やかな柑橘と、どこか柔らかいフローラルな香り。ストレート未経験でも明らかに普通のジンとは違うのは分かります。
アルコールの刺激はあるものの角が立っていない。つまり上質なウィスキーにも感じる柔らかさで、むしろまろやかに近いです。これが椿由来なのかな?と思われる複雑で優しいニュアンスが後味に残ります。
ストレートでここまで飲みやすいジン…かなりハイレベルなのではないでしょうか?
ロック
狙い通り氷を入れることで、焼酎のように味わいがゆっくり開いていきます。時間とともに変化するのが楽しいです。
ゴトジン(GOTOJIN)をロックで(ミニチュアボトルもあるよ)
最初はキリッとした柑橘感が前面に出ますが、氷が溶けるにつれて甘みとフローラル感がじわじわ広がる…ゆっくり飲む時間を楽しみたい人にはロックがベストかも。これは美味しい~ジン好きな方にはこの飲み方を試してもらいたいな。
ソーダ割り(炭酸水・トニックウォーター)
やはり世間的な認知度が高いこの飲み方が一番おすすめなのかも知れません。
ソーダで割ると一気に飲みやすさが跳ね上がり、柑橘の爽やかさが前に出て後味にほんのり椿と思える柔らかさ。これ…クセが少なくていくらでも飲めてしまう危険なやつです。
何といっても食事との相性が抜群で、魚料理や軽めの和食と合わせると感動レベル。五島の海を感じるペアリングです。ストレート → ロック → 炭酸やトニックウォーターという流れが、ゴトジンを堪能するのに良い飲み方なのだと思います。
カクテルベース
ジンフィズにすると上質なバーの味が簡単に再現できる印象ですが、ちょっと個性が消えてしまうかも知れません。
どうやって飲んでも美味しいゴトジン(GOTOJIN)
ゴトジン(GOTOJIN)のおすすめポイント
ゴトジンをので思ったがのが、ただの美味しいクラフトジンでは終わらない点ですかね。買う理由がしっかりあるのが強いかなと。
ポイント1;唯一無二のボタニカル
まず一つ目は前述した唯一無二のボタニカルです。椿を使ったジンってかなり珍しくないです?他では味わえない個性があるのに、それでいてクセが強すぎない絶妙なバランス。あ、ちなみに飲んでみても椿の実を食べたことがないので、どの要素が椿なのかは分かりませんでしたが、それでも抜群に美味しいです。
ポイント2:飲み方の自由度が高い
二つ目は試してみて分かった飲み方の自由度。ストレートからカクテルまでどんなスタイルでも成立する万能さ。初心者にも玄人にも刺さると思います。
ポイント3:ストーリー性がある
三つ目は五島列島というロケーション、地元素材、小規模蒸溜といった背景を知ると、ただ飲むだけじゃなく体験として楽しめるお酒になります。
ポイント4:ギフト適性が最高
そして最後にギフト適性が高いということ。希少性が高くてボトルデザインも洗練されている上に味わいも文句なしなので、プレゼントにもかなり喜ばれるでしょうね。実際、酒好きへの手土産としてはかなり高評価をもらえる一本ですし、買いやすいミニチュアボトルであれば複数人に渾身のお土産が渡せます。
もし「ちょっといいジンを探してる」「人と被らない一本が欲しい」と思っているなら、この ゴトジン(GOTOJIN) はかなり有力候補です。
普通のジンよりは高価格帯…というか高級酒なので買う前にちょっと悩みはしましたが、見かけたら即買いしても後悔しないタイプのお酒でした。
お酒好きな方は是非ともお試しを!
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