私は東京の人間ですが、佐世保市には出張でちょくちょく訪れます。その度に佐世保を起点に色々な場所に行ってきたのですが、車を運転しない私が行ける場所がそろそろネタ切れ…なんて時に思い出しました。同僚から強くおすすめされた宇久島を!
でも宇久島のホテル・旅館・民宿を色々と調べてみましたが、ネット予約可能な宿泊施設が一軒もありませんでした。(衝撃)
なので本来は通販日記で取り扱うネタでもないような気がしますが、宇久島にアクセスするためのフェリーのチケット(佐世保港からも福岡港からも)はネットで予約できたのと、このブログには意外と猫好きの方がアクセスして下さることからも今回の旅行記をUPすることにしました。
※猫好きさん、猫が沢山いる島に行きたい方以外はスルーでお願いします
宇久島の猫(木場放牧地に向かう途中の空き地)
と言いますのもこの島…猫がめっちゃ多いんです。それは新たな猫島として有名になってもおかしくない穴場かと思うくらいに。
宇久島とは? 素朴なフォトジェニック島だった!
宇久島とは九州の西、五島列島の最北端に位置する小さな離島です。
宇久島 スゲ浜海水浴場
青く澄んだ海、どこまでも広がる牧草地…でも冬場のシーズンオフに牛はいませんw
宇久島はいわゆる「人工的で映える観光スポット」が詰まった島ではありませんが、その代わりに素朴で綺麗な自然と猫がいます。
観光地化されすぎていない素朴さが、この島最大の魅力だと感じました。
・波の音しかしない朝
・港でぼんやりと日向ぼっこをする猫
・すれ違う島の人のあたたかな挨拶
宇久島の猫(営業時間前の丸宮商店)
警戒心を持たれつつも徐々に距離を詰め、そしてたわむれながら過ごす何もない休日…刺さる方にとってはまさに楽園のような場所でした。
宇久島へのアクセス(行き方)博多からも佐世保からも!
宇久島へのアクセス(行き方)は空路がないのでフェリー一択となります。
■ 博多港 → 宇久島(宇久平港)
大型フェリー … 所要時間 4時間10分
ちなみに当記事の執筆時点ではAM3時台到着の便しかありません。
こんな早朝に到着してどうすれば…と思われるかも知れませんが、宇久平フェリーターミナルには太古フェリー利用者向けの仮眠室がありました。
乗船予約:太古フェリー(野母商船)
■ 佐世保港 → 宇久島
高速舟 … 所要時間 約2時間(寄港数によって異なります)
乗船予約:九州商船、VELTRA
大型フェリー … 所要時間 2時間25分 ~ 3時間20分
乗船予約:VELTRA
※大型フェリーは九州商船のサイトからは予約できませんでした
佐世保港 鯨瀬ターミナル フェリー乗り場
高速船で行くか?それとも大型客船でのんびり行くか?で迷われる方も多いと思いますが、個人的には後者で贅沢に時間を使うのがチル旅っぽくって好きです。
船に揺られながら海を眺めていると不思議とスマホを見る時間が減って「何もしない時間」が少しずつ自分の中に戻ってくる感覚が良いのよ。
ちなみに私は佐世保発着の大型フェリー、博多発着の大型フェリー両方とも利用しましたが、博多発着の便は週末だと混みあって寝転がれない事があるので、それを避けたい方は少し追加費用を払ってでも座席なり客室を予約してしまうのがベターです。
宿に向かう道中で多くのニャンズに遭遇
今回は佐世保からの大型客船利用なので宇久平港に着いたのは13時過ぎ、さぁ島らしく海鮮料理でも食べましょうかね♪なんて思っていたが甘かった…シーズンオフ、それも日曜日という事もあって多くの飲食店が定休日…orz
宇久島の猫(宇久平港から県道160号線を東に)
結局はハンバーグやナポリンタンといった何処でも食べられそうな食事にしかありつけず、通常であればテンションが下がってしまいがちなのですが、そこは宇久島です。
港から少し歩いただけなのに次々と遭遇するネコ達のおかげで気分が上向きになれました。
今日の宿 素泊まりの宿 Ebisu home(エビスホーム)でレンタサイクル
今回宿泊したのは当ブログ&人生初のゲストハウスですが、しっかりと個室もあるので全く抵抗なく過ごせました。客室はシンプルで清潔感があって島時間をゆったり味わうには充分すぎるほど。
コミュ力が普通程度ある方であれば旅人同士の距離が自然と縮まる、一人&少人数でのんびりと過ごしたい方ならそれが個室で実現できる~と、様々なニーズに対応できる、あたたかな空気に包まれたゲストハウスです。
素泊まりの宿 Ebisu home(エビスホーム)
共有リビングではその日出会った旅人たちと島の情報を交換したり、その日の出来事で盛り上がったりと自然な交流が生まれます。
一人旅でも寂しさを感じにくいのはこうした空間づくりがあるからこそかなと。
キッチンも利用できるので地元の食材を調理して楽しむこともできます。観光地を巡るだけでなく「暮らすように泊まる」体験ができるのがエビスホームの醍醐味かなと。
宿泊者であればレンタサイクルも安価で貸して下さるので、とてもコスパの良い旅ができますので、静かな離島で人との出会いを大切にする旅をしたい…そんな方にこそ泊まってほしい場所です。
シーズンオフ…だからこそ猫に出会える?
牧草が育たない冬なので牛の放牧が見れると思っていた木場放牧場には牛は一頭もおらず、そこには春の訪れを待つ茶色い草地があるだけですが、宇久平港からここに向かうまでにも実に多くの猫と出会えました。
宇久島の猫(農家民宿 せっちゃん家を北に)
宇久島で出会った猫たちは警戒心と人懐っこさのバランスが絶妙な穏やかなコが多かった印象です。観光客慣れしすぎていないけれど、人を怖がりすぎることもない。
絶妙な距離感なのかなと。
港の堤防で丸くなるキジトラ、漁船のそばで伸びをする白猫、神社の石段で日向ぼっこする三毛猫…どの子も、島の風景の一部として自然に溶け込んでました。
都会の猫カフェとは違って宇久島の猫たちは「ここで暮らしている」というリアルを感じますなぁ。そして写真好きな方には最高の被写体かと。
宇久島の芋を使った焼酎は買え~ず…
私は宇久島に来たら島産のサツマイモを使用した本格芋焼酎「家盛(いえもり)」と「城ヶ岳(しろんたけ)」をどうしても購入したかったのですが、Googleでは確実にある!とされていた場所でも入手はできませんでした。唯一買えたのは「うく」だけ。(´・ω・`)
下柳米店のご主人曰く、原料のサツマイモが猪によって壊滅的な被害に遭ったのが原因の一つとのことです。超楽しみにしていたのに残念…
宇久島の猫(村上酒店から30メートルほど北にて)
対馬瀬鼻灯台に向かう途中にある村上酒店はシーズンオフは営業すらされていないようでしたが、それでも多くの猫とは戯れられました。
オフシーズンの宇久島について
観光客が少ない冬~早春は猫たちものんびりモード全開で道路や目の前に出てきてくれます。特に多くの飲食店や商店の定休日である日曜・祝日は猫好きさんにはおすすめなのですが、どうしても島らしいものを食べたい!という方は考える必要がありそう。
私は黒潮鮮魚さん近くには魚屋さんが少しあるので、そこで買った近海モノの鮮魚を買えりのフェリーで楽しみました。
オフシーズンこそ魅力的なのが宇久島
寒い日は猫が漁港の片隅や民家の軒下で丸くなっています。晴れた日は猫団子に出会えることも。
・港周辺をゆっくり散策
・海を眺めながらコーヒーを飲む
・カメラ片手に猫と風景を撮る
・早めに宿へ戻り、星空を眺める
ちょっと休んでいると「膝に乗せて!」
何かをする旅ではなく、チルく心を整える旅…という、猫と静寂を求める方には、これ以上ない贅沢時間だと思いました。
【まとめ】宇久島のおすすめポイント
・猫と自然が共存するリアルな島時間
・観光地化されすぎていない素朴さ
・写真好きにはたまらないロケーション
・海と草原のコントラスト
・人の温かさ
今回は猫にクローズアップしてお伝えしてきましたが、宇久島には「ねこに会える島」以上の価値がありました。猫が普通に暮らしている風景に出会える島…とても表現しましょうか。
猫を通して島の暮らしを知る。島の暮らしを通して自分の心の余白に気づく。そんな体験ができる素敵アイランドでした。
猫が好き…でも可愛いだけじゃなくて暮らしの中の猫に出会いたい。そんな方に宇久島はきっと刺さります。次の旅先候補にそっと入れてみておくんなまし。



