春明21とは?春に食べられる希少りんごを実食レビュー(味・特徴・購入方法)

りんご好きとしてこれまで数多くの品種を食べてきましたが、正直なところ今でも「まだ知らないりんご」「未だ食べたことがないリンゴ」が数多く存在することに驚かされることがあります。例えば今回出会ったのが春明21という希少品種とかですかね。

きっかけはりんご農家さんの直売サイトを見ていたときで「市場にあまり出回らない希少品種」「春に楽しめるリンゴ」という一文が印象に残りました。
りんご=秋~冬にかけて旬を迎える果物、という常識を覆す存在に興味を持たないわけがなく…さらに調べてみますと貯蔵性が高く、春でもシャキシャキ感を維持するどころか、まさに春が食べごろであるという情報も。これはりんごマニアとしては見逃せないポイントです。

りんご農園さんからお取り寄せした春明21
りんご農園さんからお取り寄せした春明21

「本当に春でも美味しいの?」
「ふじやシナノゴールドと比べてどうなの?」

だって正直、貯蔵をへて流通するりんごにあまり良いイメージがないんですよね…とはいえ純粋な好奇心から、気づけば購入ボタンを押していました。

春明21とは?

春明21とは比較的新しいりんごの品種で、主に長野県などで栽培されています。
特徴を一言で言うなら、収穫は秋なのに春に食べ頃を迎える珍しいりんごです。

一般的なりんごは収穫してからそのまま販売されるか、貯蔵されて冬まで楽しむもの。しかし春明21は、収穫後に長期貯蔵されることで本領を発揮する…というレアキャラ。なんでも収穫直後は硬すぎる上に酸っぱすぎて美味しくないそうです。

春明21 見た目はふじにそっくり
春明21 見た目はふじにそっくり

しつこいようですが
 ・収穫:秋
 ・食べ頃:春
という時間差で美味しさが引き出される品種なので、味のバランスにも特徴があります。
 ・甘み:しっかり強い
 ・酸味:穏やか
 ・食感:シャキシャキ系
 ・硬さ:しっかり硬い
このバランスが非常に優秀で、万人受けしやすいのにちゃんと個性もあるという絶妙なポジションにいるリンゴです。

さらにレアモノ好きとして注目したいのが流通量の少なさですね。スーパーで見かけることはほぼなく(少なくとも私は見たことないです)生産地付近以外では産地直送や通販でしか手に入らないかと思います。

つまり「知っている人だけが楽しめるりんご」でもあるのです。

春明21を食べてみた正直な感想

まず一口かじった瞬間に感じたのは「え、春なのにこの食感?」という素直な驚きでした。通常、長期保存されたりんごはどうしても食感が落ちがちです。何というかこう…もさっとした粉っぽさ?でも春明21は明確に違いました。

 ・果肉はしっかり締まっている
 ・水分量が多くみずみずしい
 ・シャキッとした歯ごたえが残っている

ぶっちゃけ甘みは少なかったですが、3月末にこの味わいであればレベルが高いです。

春明21 食べてみた!
春明21 食べてみた!

味については個体差が大きかったものの、甘みが主役…という訳ではないかなと。甘さとほんのりとした酸味が後味を引き締めてくれる感じです。
個体差もあるのですが、カットした面によっても食感と味わいが異なる不思議なりんごでした。これも貯蔵方法によるところなのかな?(CA貯蔵のはずですが)
ちなみふじとレイ8(東光×紅玉の交配品種なのだそうです。

春に美味しいりんごを食べるのは難しいのかな…と思っていたのですが、この時期に生食でこれだけフレッシュな瑞々しさを味わえるのはポイント高いです。これはもっと知られても良いりんごだと思いました。

春明21のおすすめポイント

春でも美味しい春明21
春でも美味しい春明21

1.春でも旬レベルの美味しさ
最大の魅力はここでしょうね~。
春になるとどうしてもフルーツの選択肢は限られてきます。その中でクオリティの高いりんごが食べられるのは大きな価値だと思います。
春に美味しいりんごが食べたいというニーズに真正面から応えてくれる貴重な存在です。

2.食感が良い(硬い系)
長期貯蔵品とは思えないほどのシャキシャキ感。
これは実際に食べないと分からないポイントですが、りんご好きなら確実に驚くでしょうね。これ「春=食感が落ちる」という常識が覆されます。

3.甘みと酸味のバランスが良い
甘みがあって後味はすっきり。このバランスは毎日食べても飽きないタイプです。

 ・甘すぎるのは苦手
 ・酸っぱすぎるのも苦手
そんな方にもおすすめできる万能型の味わいです。

4.希少性が高く特別感がある
市場には滅多に出回らないため「知る人ぞ知るりんご」というポジションなので贈り物やお取り寄せにも最適かもです。
「普通のりんごじゃ物足りない」という人にとっては、かなり刺さるのではないでしょうか。

5.お取り寄せとの相性が抜群
そもそも店頭では見かけない…と言ってしまえばそれまでですが、春明21は通販向きの品種です。

 ・長期保存が可能
 ・品質が安定している
 ・食べ頃が分かりやすい
この3点が揃っているため、失敗しにくいのもポイント。日持ちがするため春のギフトや長期保存用としても重宝されます。

ただ、どんなリンゴでも同じことが言えますが、やはり個体差はありますね。同じ農園で買った春明21でも食感や味わいに違いがあります。ぶっちゃけ「あれ?」と思ってしまった個体もありますし、味やりんごとしての完成度は葉とらずりんごの方が上ですが、今の季節では一番のりんごかも知れません。

珍しいもの好きな方、春~初夏でも美味しいりんごを食べたい方には是非とも試して頂きたいです。

春明21 お取り寄せ・購入先情報

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