バターのいとこ ふわっ・シャリッ・とろっが堪能できる那須銘菓。

最寄り駅へと向かう路線に乗り換えるために毎日通りかかるJR品川駅に設置された自動販売機がずっと気になっていたのですが、バターのいとこという何とも可愛らしいパッケージのお菓子が売られていました。

これは洒落ているし、自販機なら思いたたった時にいつでも買える東京土産として良いな~♪なんて思ったら、2018年に登場した那須の銘菓だったのですね。

バターのいとこ 自販機 品川駅 バターのいとこ パッケージ
JR品川駅の自販機にあった バターのいとこ

バターのいとことは?
何でバターではなく、バターのいとこなのか?というところなのですが、まずはバターというのは作るのに多くの生乳が必要になります。だいたいバター100gを作るために必要な生乳はリ2リットル以上なので、結構な貴重品なんですよね。
で、バターをとった後の90%以上のミルクは無脂肪乳として安く販売されるのですが、この無脂肪乳から価値を見出したいという想いで開発されたのがバターのいとこです。

箱の隅に記載された数字は牛乳を100とした場合のバター、バターミルク、無脂肪乳の割合で、それぞれ4%、6%、90%。

バターのいとこ

早速、箱を開けて中を取り出してみますと一枚一枚が丁寧に金色の紙で個包装されていてバターを連想させますが…中身は3枚?お値段は1000円近くするのに たったの3枚ですか?

それにも事情があるようでして、原材料は森の中で放牧されたジャージー牛のミルク等を主体としたもの、加えてバターのいとこは全ての工程が手作業で行われていることから、1日に生産できる量が限られているのだそうです。

とは言え、消費者側からすれば工程はさほど重要ではなく、美味しくなかったらリピートしないまでですが…いただいてみます♪

バターのいとこ 食べてみた
バターのいとこ 食べてみた!

小判型のお菓子なのですね。

生地はゴーフレットと聞いていましたし、そもそも自販機で売られていたので生感はないと思っていたのですが、これが結構柔らかなんですね。むしろ薄~いワッフルという感じです。

表面をかじってみますと香りがふわっと広がって中から溢れるミルクジャムがとろっと出てきます。そして味わうタイミングで感じるシャリシャリ感はアクセントにもなって美味しいじゃないですか。

まさに「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3つの食感と三位一体感が楽しめる良く出来たスイーツです。こりゃ人気でるの分かるわ。

バターのいとこ ミルク味

今回は定番商品でもあるミルク味を購入しましたが、他にもチョコ味、あんバター味、そして「バターのいとこ」×「サマンサタバサ」 コラボショップと自販機のみで購入可能な塩キャラメル味があります。
ただ、全店舗で上記4種類がセット購入できますのでご安心を。

google検索では「バターのいとこ」の後にスペースを入れると「まずい」というキーワードが出てきますが、これは好みに依存する…という、他のお菓子でも考えられるものですわな。クレープのバターシュガー系がお好きな方にはハマる可能性は高いですが、そもそもバタークリームに魅力を感じない方には…って感じ。

私としてはとても美味しかったと思います。この値段もアリか~と思えるレベルで良い経験ができました。パッケージも可愛いのでギフトの選択肢には上がってくる…そんなスイーツなのだと思います。

バターのいとこ お取り寄せ・購入先情報

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