当初はあまり意識していなかったのに、売り切れが続くと気になって欲しくなってしまうことってありますよね?私はコレを勝手にエシレ効果と呼んでいる訳なのですが、きよミルクはまさにそんな商品でした。
なんてもこのきよミルク、ほぼお一人で作られている上に 完成までにとてつもない手間がかかる大人気商品とのことで、楽天のショップにも金曜日に10セットだけ入荷されるのだそうですが、お気に入りリストを定期的にチェックしても「これ、本当に入荷してるの?」なんて疑ってしまうくらいに夏場はいつ見ても売り切れ状態。
そんな状態がずっと続いていたので、これは諦めかな~?なんて思っていたその時でした。お…入荷されてる!!!
間違いじゃなかろうかと目を疑いはしましたが、確かに普段であれば画像の中央にグレー背景に虚しく書かれる「売り切れ」の文字がありません。
生アイスクリーム…というか形状からして生ソフトソフトクリームですかね?にしては相当に高級品の部類ですが、口コミ評価も非常に高かったので購入してみました。
お取り寄せしてみました
きよミルクとは?
福島県の中部にあって、日本百名山の一つとしても数えられている標高1700メートルの安達太良山(あだたら)の雄大な環境の中でのびのびと育った乳牛から搾った牛乳を使った無添加ソフトクリームです。
原材料はあだたらの生乳、脱脂粉乳、オーガニックシュガーだけを使い、作り手の千葉清美さんが一つ一つ丹精こめて生み出した商品です。
世間的なソフトクリームとしては大変珍しく、一切の成分調整がなされておらず、風味を損ねないように じっくりと低温殺菌されているので、生乳本来のコクと甘みが感じられるのだとか。
きよミルクが入った発砲スチロールを開けてみますと、ドライアイス由来の白い煙がモクモクと溢れてきます。これは夜のヒットスタジオを彷彿とさせます。(分かり人は分からないだろうなぁ…)
到着直後は板状のドライアイスの大半が板状のまま残っていましたから、かなり配送状態にも気を配って下さっているのがわかります。作るのにも大変だと言いますが、これ管理も相当に大変なのでしょうね。
きよミルク おすすめの食べ方は?
早速、届きたてのホヤホヤを頂いてみようと思いましたが、ソフトクリームとは思えないカチンカチン状態でしたので、これを少し放置して柔らかくした方が美味しそうです。
実際に色々と試してみたのですが、冷蔵庫でじっくり90分(1時間半)くらい解凍するのが搾りたて感が際立っておすすめです。ソフトクリームの先端部分がヘタって表面から少し奥の部分までが柔らかくなったくらいのタイミングが食べ頃じゃないかと思われます。
噂のきよミルク 食べてみた!
食感は滑らか~んで、生乳のフレッシュな風味とちょっとした甘さがダイレクトに伝わってくるタイプのソフトクリームです。
とても濃厚なのですが、上品な余韻と共にスっと抜けていく感覚…これ何なのでしょうね?きっと余計な添加物が入っていないが故の味わいなんですかね?素材に拘るが故の賞味期限 = 1週間…この短さ通じる繊細さを味にも感じます。
濃厚なのにサッパリという、相反する要素が調和したかのようで本当に美味しいアイスクリームでした。溶けてしまったきよミルクはカフェラテに入れたりフレンチトーストとしてリメイク可能との事ですが、とてもそんな暇はない程に夢中で食べ進めてしまう秀逸さでございました。