suo クールリング…の類似品を買ってみた!結論 = 正規品である必要はない。

節電の夏…熱中症の夏…そんな日本の酷暑をエコに乗り切れる!と話題のSUO クールリングをご存知でしょうか?

NASA(アメリカ航空宇宙局)で宇宙探査時にと開発された温度調整用素材をベースに開発されたリング型の冷感グッズです。
これが各種のメディアで取り上げられたことで話題を呼び、夏真っ盛りの今になってもSUOの公式ショップでも品切れ状態が続くバカ売れの大人気アイテムですが、これを買える頃には夏も終わってしまいそうなので、不本意ながらにもクチコミ評価の高かった類似商品を買ってみることにしました。

ロゴにはGENKI TOKYOとあります。(笑)

クールリング

さて、このクールリングですが、画像だとちょっと分かりにくいかも知れませんが、中にはジェル状の液体が入っています。

これはPCM素材と言いまして、水は0℃で凍結して氷になるのに対し、PCMは24℃とか28℃で凍結します。(温度は商品によって異なります)
逆に言うとそれ以上の温度、すなわち首付近の体温によって溶かされるので、冷んやりと感じる~という仕組みです。

クールリング 凍結前

クールリングの使い方は簡単で、冷蔵庫なら20分間入れて固まるのを待つだけ。
おすすめは冷凍庫ですが、近くに冷凍庫がない環境であれば冷蔵庫でも流水でも、エアコンの効いた室内でも凍結します。

画像はクールリングを横から撮影したものです。PCMが透明の液状になっているのがお分かり頂けるかと思います。

クールリング 凍結後
クールリング 凍結後

冷蔵庫に20分ほど入れておいたクールリングがこちら。
ご覧のように透明だった部分が白く凍結したことが分かりますが、不思議なほどに氷のような冷たさではなく、ほんのり冷たいかな~という適度さ。

以前は保冷材をハンカチを巻いて首に当てたりしたこともありましたが、保冷材や氷のように結露したり低温火傷することもないのは良いです。
そして溶けて冷たさを感じなくなったら再び凍らせることで半永久的に使える~とサステナブル。

この状態で真夏の午後2時という暑さのピークに近所へのお出かけ時に使ってみましたが、肌に伝わる感触も悪くないです。例えるならば冷たいジェルを入れた浮き輪を首に巻いているカンジ。

サイズも余裕を持って選ばれた方が圧迫感が緩和されて良いと思います。

クールリング 持続時間
クールリング 持続時間は?

はクールリングを首に装着して1時間後の状態です。ご覧のようにまだ白く凍った部分があることが分かります。

皆さまが気にされるであろうクールリングの持続時間ですが、条件によって多少の前後はあるものの、猛暑日の外出であれば30分~1時間程度で考えておいた方が良いと思います。
時間にして2倍の差は外気温よりも「どうやって凍結させたか?」に大きく依存します。つまりは冷蔵庫よりも冷凍庫で凍結させた方が冷たさが長続きしますよ~というハナシ。
冷凍で凍結させたとしても、90分を過ぎるころには生ぬるいリングにすぎないので、むしろ不快。(笑)

この商品のを使ってみた上での結論ですが、この記事のタイトルにもあるように「正規品である必要はない」です。ただ、それは正規品と同じ品質でお得だから♪というポジティブな意味ではなく、正規品でも類似品でも過度な期待は禁物じゃないかな?というレベルのものだからです。それは正規品と類似品の口コミからもわかるかなと。

ただ、朝夕の通勤は確実に快適になると思っています。出社時に冷凍庫から出して会社に着いたらまた冷凍庫に、退社時には会社の冷凍庫から出して自宅に~みたいなサイクル。エコなので秋までは継続して使ってみようと思います。熱中症の半数近くは室内で発生しているとのことなので、高温多湿になりがちなキッチン利用もアリです。

クールリング お取り寄せ・購入先情報

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