フルーツ大好きおじさんなので、旬のフルーツが食べたくなると こんなキーワードで検索を試みるわけです。例えば今は2月なので…
みたいな。
その検索結果はフィリピンマンゴー、スターフルーツ、キウイ、いちご、りんご、アテモヤ…う~ん、どれも普通だなぁ…って、え?アテモヤ!?アテモヤって何?
木になるアイクスクーム アテモヤ 沖縄県産
アテモヤとは?
世界三大美果といわれるチェリモヤと、バンレイシ(シャカトウ)をかけ合わせた森のアイスクリームの異名をもつ亜熱帯フルーツです。
※残り2つの世界三大美果はドリアンとマンゴスチン
温暖な地方でないと育てるのが困難な上に、そもそも栽培も困難なので沖縄でも生産量が少ないことから市場価格が高い希少な高級フルーツとして扱われているのだとか。
確かに確かに、アテモヤを初めて見たのは近所の激安系八百屋さん。中国系の八百屋さんなので当初はシャカトウだと思っていたのですが、それにしては価格が高いな…激安八百屋なのに?なんて思って調べてみたらアテモヤでした。
でも、初めて食べるものなので出来るだけ美味しいやつを~♪という想いで、沖縄県産のアテモヤ秀品を購入することと相成りました。
届いたばかりのアテモヤ
届いたばかりのアテモヤはご覧のようにフレッシュな黄緑色。
では早速、食べてみましょう♪という訳にはいかないのがアテモヤ。
アテモヤは室温(20~25℃)で追熟させる必要があるのです。冬での自宅で20度以上というのはコタツ生活の我が家にとっては困難なので、箱をブランケットを巻いて数日放置しますと、色がこんな具合に変色してきます。
アテモヤの追熟
このように表面が茶色くなって、少し押してみて柔らかくなった頃合いが食べ頃のサイン。追熟判断はラ・フランスのそれと同じですね。
※放置しすぎると黒く固くなって美味しく食べられないのでご注意を…
追熟したら冷蔵庫に入れて、これ以上の追熟を止めます。そして早めに食べましょう。
アテモヤの切り方・食べ方
アテモヤはヘタを中心に縦方向に切ります。
するとほんのり甘く、そして今までに嗅いだことのない香りが漂います。
これは期待値上がるなぁ!
※種は食べられませんのでご注意を。
アテモヤ 食べてみた
うわっ…何でしょうね、この今までに経験した事のない味と食感は!
お取り寄せを趣味にして本当に良かったなぁ…と思う瞬間の一つが、未知の味との遭遇です。神経を味わうことに集中させて食材が出す情報を丁寧に感じ取りますと、今まで使われていなかった脳の領域にシナプスが繋がるような感覚を味わえるんです。(気のせいだけど、そんな感じということで)
話を戻しまして味の感想ですが、ナタデココにも似たグニグニっとした独特な弾力を感じた後に、クリーミーな白い果汁がジュワっと広がります。そしてかなり甘い!香りも上品~!凄い!!
甘さもただアイスクリームのように甘いだけじゃなくて歯ごたえもあり、カスタードクリーム、ラ・フランス、そして親系統フルーツの味わいも継承しているのでしょうね。加えてまだ完熟には数日早かったのか、ちょっとしたフレッシュな青さとかすかなかおり梨のようなジャリ感も…という香りも含めて複雑なのでお伝えし難いお味ですが、見た目からは想像がつかない美味さでした。
フルーツ好きな方は食べた方が良いやつです。アテモヤの旬は短いのでお早めにどうぞ~。
アテモヤ お取り寄せ・購入先情報
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