私はブログの食品カテゴリ配下に「フルーツ」というサブカテゴリを作ってしまうくらいに果物大好きおじさんなので、それこそ月が変わる毎に旬のフルーツを探している訳なのですが、そこで気付いたのが4月~5月…つまり春に旬を迎えるフルーツが意外と少ないこと。
果物カレンダーで4月に旬を迎える国産フルーツを見てみますと、イチゴやネット系メロンの他は殆どが柑橘系、それもオレンジに近い品種が多い印象でした。柑橘類は冬が旬のイメージがありましたが、そうでもないんですね。
そんな中でもセミノールオレンジとかいう銘柄が掲載されていたので買ってみることにしました。初回なので大きさ不揃いの訳ありお試し品ですが、味は変わらないので何あら問題ないです。
セミノールオレンジ お試し少量セット
ところで、皆様はセミノールという柑橘をご存知でしたでしょうか?
セミノールオレンジとは?
日本への伝来も1955年なので相当に歴史あるフルーツなのですが、私は見たことも聞いたこともありませんでした。
有田みかんで有名な和歌山県での生産量が全国シェアの半分以上を占めるセミノールは関西方面に多く流通しているそうです。
薄皮でみかんのように皮が剥ける~とは言われていますが、果汁が多いのも特徴らしいのでオレンジ同様にカットしてみました。
果汁の多さはナイフを入れて時点で分かるレベル!もう、この時点でポタポタと果汁が滴り落ちてきます。そして良い香り~。
種が多い品種と言われていますが、言われているほどではないです。
もちろん手で剥けないこともない皮ですが、難易度高めなのでやっぱりオレンジのように包丁でカットした方が良いと食べやすい思います。
セミノールオレンジ 食べてみた
おおっ、これは相当にリッチな味わい!みかんともオレンジとも違う味わいで、何より味が濃ゆいのが特徴ですね。最近は甘いばかりの柑橘が多い中で、セミノールオレンジは酸味が優勢。それが味に複雑さを出しているのだと思います。
これ、収穫直後だったら物凄く酸っぱいのでしょうね。生産者様側が追熟した状態で送ってくれるので、まさに今が食べ頃の柑橘。冷蔵庫の野菜室で冷やしても美味しいですし、薄くスライスして水に浸せば飲食店で出てくるようなフレーバーウォーターになります。ゼリーなんかに加工しても良いかもですね。
愛媛旅行で出会った媛まどんな(紅まどんな)のような感動はありませんが、これでも充分に美味しいフルーツでした。
セミノールオレンジ お取り寄せ・購入先情報
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