朝、駅についたら いつもの電車が到着していたので、慌てて階段近くの入り口から中ほどの車両に飛び乗った。
横浜方面へと動き出す電車と一緒に、私も先頭車両へと移動を始めた。
横浜駅で相鉄線に乗り換えるには、1番前の車両の方が都合が良いのだ。
3両目と、2両目のドア付近ですれ違った女子高生からは、何とタクティクスの香りがした。
タクティクスとは、高校の時に流行った、白い四角い容器に入男性用のフレグランスで、 かつては私も愛用していた 大好きだった香り。脳の片隅に無造作に保存された記憶が 次々に溢れ出してきた。今でも売ってるんだ~。
タクティクス。
妙に色気付いて背伸びしていたあの頃。
いきがって吸いたくもないタバコを部室でふかしては、そのニオイ消しに使ってみたり、好きな娘に気に入られようと、わざわざ学校のトイレで首筋に付け直してみたり…幼い戦略(タクティクス)。いつの時代でも、男をつき動かすのは女性なのである。
視覚による記憶は薄れがちだけれど、嗅覚から得た記憶というのは鮮明に残っているもの。
タクティクスは柑橘系の爽やかな香り♪
と一言で称されがちだけれど、甘く爽やかな香りの中に、ほんの少しの苦味が入った様な…何とも複雑な香り。
男性用フレグランスだけれど、女性が使ってこそ、サマになる香りじゃないかな。
…でキレイに終わる日記ではない。
嗅覚からの刺激は動物の本能をも刺激する。
男が忘れられない香りの一つに、「昔の彼女のアソコの香り」がある。
匂いの記憶、特にその匂いは彼女達そのもの。 だから一瞬のうちに、その時の情景までもが蘇るのである。
嗅覚は本能と直結してる…という事は、臭い=危険!という意味に他ならない。
匂いによっては、舐めるな危険!というステッカーを貼るべきなのかも知れない。
さ、さてさて、
「何故か嗅覚の記憶に残ってる娘っているよね…」
という話をすると、私の友達はみな首を縦に振る。
女性にとっては失礼極まりない話かも知れないけれど、男の体臭でも同じ事が言えないかな?
鉄さびっ娘が印象に残っているという達也。
バルサミコ酢っ娘が印象に残っているという健史。
かつお節のあの娘は、今頃何してるかな…と回想する私。
冷奴にかかった鰹節を眺めて、思い出されちゃうあのコには、いい迷惑かも知れないけれど。
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懐かしい‼47歳のおばさんです。私が16か17歳の頃、付き合ってた彼が付けてました。今でもタクティクスの匂いが大好きです。ちなみに旦那も学生の頃に付けていたと聞きました。40代半ばから50代の方は、懐かしい匂いですよね。
ななしノートさま、こんばんは~。
同年代ですね~。コメントを有難うございます。
この甘い香りが何とも言えませんよね。^^
今はすっかり無臭・無香料派ではありますが、
たま~に、この香りをまといたくなる自分がおります。^^