居酒屋さんで銀杏(ぎんなん)が出てくるようになると、冬の訪れを感じますよねぇ…
このねっとりとした食感と独特な苦みが日本酒や焼酎に抜群に合うもんだから、もうずっと飲んでいられちゃいます。
しかも銀杏はご存知の通り植物(イチョウの木)の種子なので、このまま土に植えれば30メートル級の銀杏に育つわけなので栄養もたっぷり。おまけに感染症を予防する効果が期待できる成分も入っているので、風邪を引きやすい乾燥したこの季節にはバッチリの食べ物なのです。
長野県産 銀杏
ただ、銀杏が食べられるような状態にするまでの下処理はこれまたご存知の通り大変で、まずはこの殻付きの状態にするににも結構な労力が必要(感謝)なんですよね。そして自宅でこの殻を割る作業もまた大変。
皆さまも色々な割り方をされていると思うのですが、銀杏の固いカラを割るのにペンチや金槌、キッチンハサミじゃダメ…とまではいかずとも、結構厳しいと思うです。
ペンチだと力加減が難しいので、かなりの確率で銀杏をパチンと完全に潰してダメにしてしまったり、金槌は音が下に響きますので集合住宅では不向き、キッチンハサミは力の伝わり方が良くないので非効率的です。
そこで買ってしましましたよ…銀杏を割ることだけに特化したぎんなん割り器を!
渋木 ぎんなん割り器
ぎんなん割り器 最大の特徴は、↑のように握っても先端部分が完全に閉じない仕様になっている点。ここが完全に閉じるペンチとの大きな違いです。これによって銀杏を潰してしまう~というリスクが下がります。
使う時には大きな銀杏は根元部分にセット、小さな銀杏は先端部分にセットします。
セットする時のポイントは、ぎんなん割り器に対して銀杏の筋が上下になるように、銀杏を横向きにセットすること。
そうしますと、ぎんなん割り器についたギザギザの部分に銀杏の筋が噛み合って、ズレにくい仕様になっています。
では早速、使ってみましょう!
ぎんなん割り器 使ってみた
今まであんなに苦労して銀杏の殻を割っていたのは何だったんだろう…って思うくらい、銀杏が楽に割れます。これは結構凄いかも。ペンチよりも作用点の幅が狭いので、力が確実に伝わるのでしょうね。
割れて残った殻は、ぎんなん割り器の先端部分に引っかけて取り除けます。良く考えられた形なんですね。
銀杏を封筒に入れて電子レンジで加熱!で美味しく食べられますが、更に薄皮が付いた状態で2分ほど茹でると皮が水分を吸ってこのように綺麗に皮むきすることが出来ました!
最初は「自宅にモノがこれ以上増えるのもなぁ…」と購入を躊躇していたぎんなん割り器ですが、自宅で銀杏を割る人にとって なくてはならないグッズですね。もっと早くに買っておけば良かった。
銀杏の旬は短いですから、多めに購入して冷凍保存、食べる時にはまた活躍してもらおうと思いました。
渋木 ぎんなん割り器 購入先情報
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