会津芦ノ牧温泉 芦ノ牧グランドホテル 料理が美味しい!温泉は美人の湯!

今回と次回とで これまでのお盆シーズンに行った会津地方散策の旅で宿泊した温泉ホテル/温泉旅館を続けてご紹介させて頂きたいと思います。

日本で3番目の面積を誇る福島県は太平洋に面した温暖な気候の「浜通り」、四季折々の花と果物が魅力の「中通り」、そして豊かな自然と歴史に抱かれた「会津地方」と、多くの魅力に溢れるエリア。

その中で伺ったのは会津芦ノ牧温泉 芦ノ牧グランドホテルさん。

会津芦ノ牧温泉 芦ノ牧グランドホテル
会津芦ノ牧温泉 芦ノ牧グランドホテル

会津若松市に奥さんの実家があるので、前泊したいときに利用させて頂きました。

まず、車に乗らない都内住まいの我々にとって重要なのが、これまでの記事で何度か書かせて頂きましたが「公共交通機関のみでアクセスできること」です。できればタクシーの利用も避けたいところ。

芦ノ牧温泉の場合、浅草から東武鉄道 リバティ会津で会津田島へ一直線!とは言いつつも3時間くらいかかりますが、車窓からの眺めがずっと緑でとても癒されました。それにバスと違ってゆったり過ごせるのも良いと思っています。
ちなみにココてワンポイントですが、東武浅草駅からはSUICA等の交通系電子マネーは使わない方が良いかも知れませんね。途中で必ず現金精算しなければならない上に、東京に戻ってからもSUICA情報をクリアしてもらう必要が出てきます。(証明書は発行してもらえますが面倒)

会津田島からは会津鉄道会津線 会津若松行に乗り換えて約40分で芦ノ牧温泉駅に到着します。乗り換え一回で済むので本当に楽ちんです。

会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉駅
会津鉄道会津線 芦ノ牧温泉駅

芦ノ牧温泉駅は猫が駅長を務める駅として有名なようですが、実際は駅員さん執務スペースのケージの中で飼われているだけで、触れ合いはおろか写真撮影すらNGなので、猫好きさんが猫目当てに行くと相当なガッカリ感だけが残る旅になってしまうのでおすすめしません。旅先で嫌な思いとかしたくありませんからね。

それはさておき、ホテルへのアクセスは車で7分程度ですが、歩くと相当に大変な距離(google先生によると50分以上)なので、予約時の交通手段入力欄に送迎を希望すること&芦ノ牧温泉駅に到着する時間を記入しておくと良いでしょう。

駅の出口正面にワゴン車をつけてくれます。

芦ノ牧グランドホテル 客室 芦ノ牧グランドホテルからの眺め

価格設定は川に面した側が若干お高いですが、せっかくの旅行だし~ということで景観を望む方には良いかと思います。我々は反対側、つまりは道路側)の客室にしましたが、繁忙期でも交通量が少ないので静かでとても快適に過ごせました。

ホテルの設備は大小宴会場、お土産処、マッサージ、カラオケスナック、ラウンジ、ゲームコーナーまで備える、まさに昭和の大箱といた感じですかね。お土産屋さんは何気に重宝しました。福島県はお酒処でもあるので、お土産に買って帰っても良し、部屋で飲んでも良し☆

清掃も行き届いた広さ十分な客室はもちろんバス・トイレ付ですが、ここでお部屋のユニットバスを使う必要はないと思います。何しろ、温泉大浴場が本当に良かったですから。

芦ノ牧グランドホテル 畳み張りの大浴場
大浴場「悠」芦ノ牧グランドホテル公式サイトより

まず驚きなのが、床面が畳張りなんですよね。

当初は畳が水を吸って不快なのでは?なんて思っていましたが、これが滑らずサラサラで快適!空いている状態であれば寝転がってもキモチ良いでしょうね~。

肝心の温泉ですが無味無臭で浸かっていると肌がヌルヌルしてくる美人の湯系の泉質です。浴槽は一つですが、画像の奥に行くほど温度が低くなる構造なので、私のように熱い風呂が苦手な方にもバッチリ。ゆっくりのんびり浸かっていられます。

眼下には大川渓谷のせせらぎ、そして明るいうちは鳥のさえずりも聞こえて癒されまなぁ☆露天風呂は1日ごとの男女入替制で楽しめました。

芦ノ牧グランドホテル 夕食
芦ノ牧グランドホテル 夕食

この近辺には飲食店がとても少ないので、食事付きのプランが良いと思います。

いや、飲食店が豊富にあったとしても、ここでは夕食付プランにすべきかも知れません。旅館食の典型的なスタイルである少量のおかずが多種類提供されるスタイルですが、どの料理も手が込んで美味しかったです。

食事は部屋食ではなく宴会場ですが、私は熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに楽しめる食事処スタイルが好き。炊き込みご飯、豚肉、アワビの踊り焼き、いずれも固形燃料で調理するタイプなので、炊き立て&焼き立ての味を楽しめます。
ここを仕切る仲居さんもプロフェッショナルを感じました。

そうそう、お酒を嗜まれる方には「ほろ酔いセット」という、生ビール2杯と地酒1杯がセットになったお得なメニューもあるので、飲兵衛ご夫婦やカップルは是非オーダーしてみて下さい。地酒は数種類から選べますので、こういったところで福島を味わうのも粋です。私は味を忘れてしまった会津ほまれをチョイス☆

芦ノ牧グランドホテル 朝食
芦ノ牧グランドホテル 朝食

食が細る我々にとって夕食が相当にボリューミーだったので朝まで空腹感は訪れず…温泉でカロリーを消費しようにも焼け石に水。(笑)
それでも美味しい朝食だと食べられちゃうんですよね。
オーソドックスなメニューですが、地元産のコシヒカリが美味しい~少し小粒なのですが、それが本当に好き。

都会の喧騒を忘れながらも、のんびり静かに過ごしたい~という方のニーズにも合っていると思います。どちらかと言えばファミリー向けなのでしょうね。

ホテルのスタッフさんはどなたも感じの良い方ばかりで、不況であってもこういうホテルは生き残るんだな~と感じます。ITサポート業界も人が6割(成功の秘訣は人的要因が60%であるという意味)と言いますが、それはホテル業界でも同じなのでしょうね。

芦ノ牧温泉 足湯
余談ですが、近隣には「まるで鬼滅の刃の無限城のようだ」とバズった大川荘や無料の足湯もありました。いずれもホテルを出て左側に下ると徒歩3分程度で行けちゃいます。

ちなみにこの足湯…ホントに熱くて足を5秒と入れていられませんでした。(笑)

会津芦ノ牧温泉 芦ノ牧グランドホテル オンライン予約サイト情報

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