今までのお盆シーズンに行った会津地方散策の旅で宿泊した温泉ホテル/温泉旅館を続けてご紹介させて頂くシリーズの続編はこちら、会津で温泉を楽しむなら東山温泉!という訳で、おやど東山さんのご紹介になります。
と、その前に…
私、会津と東山温泉にはそこそこの思い入れがあるんです。
まず、生まれて初めて一人旅を楽しんだのが2004年、色々と悩んで調べて選んだ場所が会津 → 東山温泉でした。旅のテーマは幕末を巡る旅…白虎隊十九士のお墓があるという飯盛山をメインに考えていました。
で、その頃はまだ旅行記録をブログに残そうなんて思っていなかった時期なので記事はありませんが、当時の画素数が少ないデジカメ画像だけは残っていました。
それは会津若松駅び駅員さんが新選組のハッピを着て改札にいらした頃。自動改札でもなかったみたいですね。
駅前を出て右側には初めて見るドムドムバーガーがあったりして、テンション上がってました。いろいろ懐かしいなぁ☆そう考えると、写真って本当に撮っておくべきですね。
会津若松 → 東山温泉を徒歩で散策
今ではちょっと考えられないのですが、当時は体力もあって歩くのも好きでしたから、駅前から飯盛山 → 会津武家屋敷 → 東山温泉まで全て徒歩移動。
飯盛山の資料館にある元服した少年侍の写真や書物から伺える覚悟とか、見てビックリしますよね…15歳でこの覚悟!?とか。そして続いて武方武家屋敷で見た辞世の句の数々には胸が頂くなりました…そこは鮮明に覚えています。
さて、話は変わって東京 → 会津若松間の移動手段も「高速バスが安い」なんて知ららなかったもので、郡山経由でアクセスしてました。
ちなみに高速バス片道のお値段はバスタ新宿 → 会津若松が2700円。新幹線利用だと9000円近くしますから、高速バスが安くて便利だと思います。所要時間も1時間程度しか変わりませんしね。
おやど東山さんまでは会津若松駅からだとタクシーで20分、武家屋敷や東山温泉バス停からなら送迎もあるそうです。
東山温泉 おやど東山
場所は東山温泉の中でも、少し奥まったところにあるので、周囲はとても静かです。この緑と川といった自然以外には何もない所が良いんですよね~。とは言え 会津の中心街には車で10分程度なので、車の方は特に不便を感じないと思います。
この時は親戚合わせて3家族で伺ったので利用は叶いませんでしたが、囲炉裏に火守の担当者さんが付いて、目の前で焼き立ての囲炉裏料理が楽しめることで有名なのだとか。足腰の弱いお年寄りのためにテーブル席もあるので安心ですね。
ホテルに着くなりまずはビールを一杯!という酒飲みの一族なので利用はしませんでしたが、フロント奥には談話室もあるようです。
東山温泉 おやど東山 客室
部屋はすべて広縁付きの和室、かつ禁煙なので匂いが苦手な方も問題ないですし、ちゃんと喫煙室もあります。
設備は洗面台 冷暖房 テレビ 空の冷蔵庫、Wi-Fiも無料で利用可能。チェックイン / 15:00~ チェックアウト~10:00です。
東山温泉 おやど東山 公式サイトより
江戸時代に会津藩の湯治場としても栄えた歴史ある温泉は無味無臭のさらっとした硫酸塩水泉で、傷の直りを早くする効能があると言われています。
露天風呂はない点が残念ではありますが、その分 宿泊料金はグンと抑えられていると思います。温泉の温度はそこそこ高めですが、入れないレベルではないですね。(当たり前か)
ただ、長風呂するような温度でない事は確か。
ワンコインで日帰り入浴も可能とのことですが、ココに来たら食事付きのプランにすべき!いや、しなきゃ損する!ってくらい、料理の内容が良かったです。
東山温泉 おやど東山 夕食
写真には撮りきれていないのですが、料理のボリュームがとにかく凄かった…
品数も多ければ一品あたりのボリュームも大きいんですよね。特に度肝を抜かれたのは↑画像左下、米茄子をくり抜いて中にキノコやら何やらの山の幸をふんだんにつかって餡かけで仕上げた料理。これだけでお腹一杯になりました。(笑)
でも、出される料理全て美味しいから困ってしまいます。
囲炉裏で焼いた岩魚は本当に一片の臭みもない上品な味わいで頭からバリバリ行けちゃいました。これは鮎よりも好き!くじら汁なんて この年齢になって初めて食べましたよ~個性的な料理なんですね。会津の郷土料理 こづゆもしっかりと付いてきます。
ただ、これ全部食べた後に食事(ご飯)は食欲自慢の若い人でギリギリ食べられるくらいかも知れません。でも美味しかった~。会津と言えば酒処でもあるので、地酒も沢山揃ってました。
東山温泉 おやど東山 朝食
朝食時間までに熱めのお風呂に2回入ってカロリー消費を画策しましたが、残念ながらそこまで空腹にはなりませんでした。
朝食も品数が多くて、特に切干大根美味しいなぁ…大人になると、こういう料理が嬉しくなるんですよね。とても楽しめました。
スタッフさんも親切ですし、料理レベルが高い、それでいて相当にリーズナブルなハイコスパ温泉宿だと思いました。宿泊してみると、その値段の安さにビックリすると思いますよ。
ここ、紅葉の季節だったらもっと最高かも知れませんね。
次回はそのタイミングを見計らって伺いたいお宿です。
東山温泉の帰りには国の史跡でもある会津藩主松平家墓所(院内御廟)という、会津藩の二代藩主保科正経公から幕末の九代藩主容保公までが葬らているお墓があります。
今回の旅でもこういった歴史を感じつつ、会津旅の締めは鶴ヶ城近くにある蕎麦処かみしろやさん。ここの蕎麦、大好きなんです。
蕎麦に厳しい会津の方も美味しいという人気店でした。
会津東山温泉 おやど東山 オンライン予約サイト情報
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