まご茶漬けをご存知でしょうか?
まご茶漬けとは ご飯の上に醤油漬けされた魚を並べて、その上からアツアツのダシをかけて味わう漁師メシが起源とされる料理です。
まご茶漬けに使われる魚の種類は様々なのですが、私は漬けマグロにカツオだしの組み合わせがとにかく好き!序盤は生のまま or レア状態、終盤は暖まって色合いや食感の変化が手軽に楽しめる秀逸な料理なのだと思います。
私の実家である静岡県熱海市にも美味しいまご茶漬けを食べられる有名店があったのですが、それがずいぶんと前に閉店してしまい、ちょっとした禁断症状が起きかけていた頃、鯵本舗の海鮮お茶漬けを知りました。
鯵本舗 海鮮5種 鮮度を閉じ込めた生タイプのお茶漬けセット
パッケージからは少し大きめのお茶漬けにしか見えないかも知れませんが、これがお茶漬けにしては高級な部類に入るものだと思います。
その理由は開封してみると分かるのですが、コレです。
鯵本舗 海鮮茶漬け(ごまあじ茶漬)
このゼリー状(ドーム状の)の物体、それはフィッシュゼラチンで固められた出汁、そして具材の生魚です。
↑画像のは長崎県産の真アジを使ったごまあじ茶漬。
このようにフィッシュゼリーで包み込むことで生魚の鮮度を保てる、すなわち 手軽に美味しい生タイプの海鮮茶漬けが食べられるという訳ですね。
こちらの海鮮茶漬けは冷凍も可能ですが、冷凍してしまうと長期保存が可能な反面、風味も落ちてしまうので冷蔵がおすすめ。チルド商品なので7日間くらいは日持ちしますので、せっかくなら美味しい状態で食べるのが良いと思います。
海鮮茶漬け 調理方法 = お湯を注ぐだけ
ごまあじ茶漬に限らず鯵本舗のお茶漬けの調理方法はとても簡単で、茶碗一杯分のご飯の上にゼリー状の海鮮茶漬けをのせて150cc程度のお湯かお茶を注ぐだけ。薄味が好みであればお湯の量を徐々に増やしていけばOK。
これだけでゼリーに閉じ込められたカツオ出汁、昆布出汁が溶けだして、具材の生魚がほぐれて良い感じに火が入っていきます。
鯵本舗 ごまあじ茶漬 食べてみた
アジのお茶漬け(まご茶漬け)は初めて食べましたが、なかなか美味いもんですねぇ。
アジには塩分と醤油がしみ込んではいますが、さっぱりと食べられます。醤油は九州地方らしい若干甘めのものなので好みはあるかも知れませんが、この手軽さでこの味わいであれば良いのだと思います。
お湯を注いだ直後はお刺身食感、お湯に浸しておくことで、また違った食感が味わえます。海鮮茶漬けって、この変化が良いんですよね~。
鯵本舗 いか明太茶漬とあなご茶漬
鯵本舗の海鮮茶漬け、今回購入したのは5種類6個セット、内容は以下の通りでバリエーションも豊富。別添えで刻み海苔も入っています。
・ごまあじ茶漬(60g)×2個
・真さばごま茶漬(60g)×1個
・鯛茶漬(60g)×1個
・いか明太茶漬(60g)×1個
・あなご茶漬(60g)×1個
フィッシュゼラチンがアジの皮由来なので、この海鮮茶漬けも青魚の方が相性良いのかな?なんて思っていましたが、イカ明太子茶漬やや穴子茶漬かもナカナカにイケますね。
熱湯をかけるだけ~という手軽さなので、忙しい朝にもちょっと本格的な海鮮茶漬けが食べられるのはイイですね。塩味もそこそこ感じるので、むしろ飲んだ後の締めに最適なのかも知れません。
鯵本舗 鯛茶漬
個人的には鯛茶漬け好きかな~。鯛の漬けは海鮮茶漬け具材としては鉄板ですしね。
こういった上品な魚を使うのであれば、その出汁は醤油を少し抑えてもらって、代わりにカツオ出汁の黄金色スープを使って欲しいなぁ…とは思いますが、これはこれで珍しいアイデア商品なので、贈り物としてもアリです。
自宅に普段使いとして常備する類のものではないかも知れませんが、生食感が手軽に味わえる~という手軽に珍しい経験が出来て良かったです。まさに自宅にいながら港町での観光気分を味わえる海鮮茶漬けです。
鯵本舗の海鮮茶漬け お取り寄せ・購入先情報
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