[出平鰈] 瀬戸内海の珍味 でびら(でびらかれい)が超絶美味しかった!

twitterでフォローさせて頂いている広島にお住まいの方が、でびら なる魚の加工品を紹介されておりました。なんでも瀬戸内では昔から親しまれている珍味で、冬の風物詩でもあるそうなのですが、私は初めて聞きました。

で、調べてみますと…ココで言う でびらとは、でびらかれい(出平鰈)のことなのですが、正確にはヒラメの仲間なのだそうです。

常温のメール便でも送ってくれるお店があったので、早速 お取り寄せしてみました。

でびら(でびらかれい)
でびら(でびらかれい)

干物以上にカラカラに乾燥させたものがでびら…なのかな?

その乾燥度合いは干物というよりもスルメ等の乾物レベル。

でびら(でびらかれい)

木槌ででびらの骨を砕いてから柔らかくして炙って食べるものなのだそうですが、あいにく木槌はないので包丁の裏面で叩いてから、割としっかり目に炙ってみました。

部屋に漂う香ばしい匂い…こりゃ期待できそうです。

でびら(でびらかれい)食べてみた

「何これ?美味~~い!」

味わいは淡泊なのですが、他のどの魚とも似ていない独特で凝縮された旨味と、焼いたときに出来るちょっとした焦げ目の香ばしさが相まって作り出される深い味わいが何とも言えません。これは世界一、マヨネーズが合う食材なのではなかろうか?と思えるくらいにマヨネーズが良く合います。

熱燗に注げばフグのヒレ酒風にも味わえますが、河豚よりも甘みが楽しめます。

いや~、これは美味しいです。
クセになる美味しさとは、まさにこの事ですね。今まで知らなかった事が悔やまれますわ。

東のくさや、西のでびらと呼べれる珍味ですが、本当に美味しいので私同様、でびらを知らない方には是非ともお試し頂きたいです。骨までバリバリ食べられるので、カルシウムも満点ですぜ♪

でびら お取り寄せ・購入先情報

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