カップラーメンが完全に「そっち系」になるS&B食品にんにく背脂が凄かった！

料理の味わい表現する為に、良く「コク」とか「深み」といった言葉が使われますが、これを出す為に欠かせないのがニンニクであると、知り合いのイタリアンシェフが言っていたのを思い出しました。（世間的にも同じ認識だと思いますが。）

で、それは脂も同様で旨味を増幅させてくれると共に、舌にダイエレクトに伝わる塩分を丸くしてくれる役割があります。実際、油少な目のラーメンって刺激が増しますものね。

という訳でニンニクと油、この2つが合わさった調味料が不味い訳がないなんです。
ましてやスパイス大手のヱスビー食品さんが出しているにんにく背脂も美味しいに決まっているんです！
。
ニンニクの香り以上にヤバい香りもプンプンしますが。(笑)

S&B食品にんにく背脂

このにんにく背脂、発売直後からSNSでたいへん話題になっていたシロモノのようで、エスビー食品公式サイトでは品切れが続き、ヤフオク等のオークションサイトやメルカリ等のフリマサイトで価格が高騰するシーンもあったそうです。（迷惑極まりない）

今は幸いなことにコンビニやスーパー、ネットショッピングでも定価の378円で難なく入手できるようなったので実際に購入してみることにしました。

公式サイトの商品説明によりますと、旨味の強い粗切りにんにくと背脂醤油の濃厚な味わいが特徴とのことです。

原材料を見て見ますとガーリックフレーク、しょうが、ポークエキス、豚背脂加工品…という事はもう完全にアレですね。

予想通り、フタを回した瞬間にそっち系ラーメン店を彷彿とさせる香りが漂います。
何ていうんでしょうね…このニンニクのガツンとした匂いに、動物性の匂いも含まれています。って、まぁ原材料通りなのですが、食欲を刺激してくれる香りです。

では早速、にんにく背脂がどんな味なのか？また、料理にもたらす味変の効果はどれほどなのか？を検証してみることにしましょう。まずはカップラーメンから。

記念すべき一さじ目はこちら、旭川とんこつ塩らーめん山頭火！

豚骨 + にんにく背脂が合わない訳ないじゃん～なんて言わないで下さい。私だって最初は美味しく食べたいじゃないですか。(笑)

では頂きま～す。

山頭火 + Ｓ＆Ｂにんにく背脂食べてみた！

山頭火のカップ麺は本当に良く出来てまして、そのまま食べても本当に美味しいです。パッケージにも「山頭火史上最上級スープ」との記載もありますが、カップ麺の進化を感じるその通りの美味しさでした。

で、これにスプーン一杯程度のにんにく背脂を入れてどの程度味わいが変化するか？ですが、カップ麺のスープが豚骨系であるためか、そこまで劇的に変わる～という訳ではありませんが、ラーメン屋さんでニンニクをトッピングしたのと同様のガツンとした刺激と深み、加えて背脂由来のコクが加わって、更に美味しくなりました。これは当たりだ！

では豚骨ベースではないラーメン、特にニンニク＆背脂とは何の関わり合いもなさそうなジャンルのラーメン、例えばサッポロ一番のしょうゆ味に加えてみますとどうなるのでしょうか？
これに関する結論、それはもはや完全にベースの味を上書きしてしまう程の変化！となります。もちろん悪い変化ではなく美味しいですが、相当な破壊力ですね。

と、ここまではとても順調！
これ、カレーでもイケるんじゃなかろうか？