これからの季節に旬を迎えるスイカ!楽しみですねぇ♪
西瓜(すいか)が市場に安く出回り始めると夏の到来が近づいていることを感じる訳ですが、ネットニュースで見て以来、ずっと買うか買うまいか?を長いこと悩んでいたスイーツをこの度購入することに決めました!
それだけの決心が必要な理由はお察しの通りで…そう、お値段がそこそこお高いのです。最初に言ってしまいますと4000円近くします。(送料込み)
でも「高いっ!選択肢からは外そう!」と結論付けるのは少々お待ちを…シーンによってはとても役立ちそうな洋菓子なんです。
まずは商品名ですが、そのまんま すいかバウムと言いまして、千葉県にある昭和26年創業のお菓子メーカー お菓子のたいようさんの人気商品です。楽天のランキングでも上位の常連のようでした。
お菓子のたいよう すいかバウム
箱のサイズは幅と奥行きが13cm、高さが15cm。
パッケージデザインもしっかりしていて、これを見ただけでも贈答品としての利用がメインなのかな~という気がします。
そもそもバウムクーヘンっていうのは昔から祝菓子の定番ですしね。
バウムクーヘンの層は年輪のようにも見えることから、長寿や末永いお付き合いを~という願いを込める際にも使われるようになったのだとか。これは夏にお誕生日を迎える方へのプレゼントとして最適~という結論はさておき、まずは開封から。
おおっ、思っていた以上にスイカ感がありますね。ここまで球形がしっかり出たバウムクーヘンというのは初めて見たように思えます。
それもそのはずで、層をしっかりと焼き上げながらバウムクーヘンの形を球形にするのには熟練が必要なので、1日に造れる数量は90個が限界なのだそうです。焼き上げもさることながら、縞模様とかも結構ちゃんとしてますしね。
品切れ中の表示がとても多かったのは、こういった事情があったのだと理解しました。
味わいを追求するのであれば、形は球体じゃない方がムースも均一に乗って良いんじゃないのかな~と思うのは野暮ってもんです。
通常、バウムクーヘンの中心は空洞ですが、すいかバウムは文字通りスイカ風味のムースが中央に入っています。このお陰で焼き菓子のイメージよりは生菓子の印象が強くなります。ってか解凍後の賞味期限は当日中~なので立派な生菓子でしたね。
スイカの種に見立てた黒いツブツブはチョコフレーク。こういう細かな部分にもリアルさが出ていますが、このすいかバウムは見た目だけに特化したお菓子ではありませんでした。
カットして一人分を切り分けますと、見た目もスイカっぽくなって良い感じ。そしてスイカの香りがする!
すいかバウム 食べてみた!
バウム生地は千葉県産の米粉(コシヒカリ)が使われているそうですが、米粉特有のモッチリ感は少ないかな?でも私にはそれが好みなのです。
そしてこの生地にスイカ味のムースが合うんですすねぇ♪バウムクーヘンは「しっとり系」であっても、食べているうちに身体の水分が奪われる感覚があるのですが、これはムースのお陰もあっていくらでも美味しく食べられちゃう勢いです。中に入っているチョコチップも良いアクセントになっています。スイカバーを思い出すなぁ。
本来の賞味期限は解凍後だと1日ですが、個人的には2日ほど経過したすいかバウムの方が生地にしっとり感が入って好きです。
自分用スイーツとしては気軽にリピートという訳にもならない少々高級な部類に入りはしますが、スイカの季節に誕生日を迎える方へのプレゼントとしては最適じゃないですかね?見た目も大変珍しいので、撮影方法によってはインスタ映えも狙えますが、大人向けのスイーツだと思います。
あと、すいかバウムがここまで美味しいとなりますと、姉妹品であるメロンバウムにも期待が出てきちゃいます。
すいかバウムは見た目のインパクトだけではない、味もしっかりと美味しいスイーツでございました!