自宅でゴハンを食べる機会が普通よりも少ない共働き家族なので、調味料だけはほんの少しだけ良いモノを使うようにしているんです。あ、少しだけですよ?
だって、いくら食材が美味しくたって、例えばふるさと納税でもらった高級ステーキ肉にかける塩が普通の食卓塩だとしたら、せっかくの料理が台無しになる思うんです。それは勿体ないので我が家で普段使いの塩にはヒマラヤ岩塩のピンクかレッドを粒状のまま購入し、食事の度にミルで細かく砕いて使っています。
そんな時なんですよ「ミルの刃が金属だと都合悪いのでは?」と気付いたのは。
京セラ セラミックスパイスミル
塩を挽くミルの刃が鉄だとしたら間違いなく錆びます。ミルに鉄が使われる…ってことは流石にないと思うのですが、ステンレス刃は多いですよね。
一般的に錆びないが売りのステンレスですが、実際は表面のクロムが酸化して表面に薄い保護皮膜を作ってくれるから錆びていないように見えるだけで、実際は錆びてるんですよね。
繰り返しますが鉄じゃないので、その錆が食品にふりかかる訳ではないもの、金属である以上は挽くときに金属イオンを発生させるので、出来るだけそれは避けて調味料本来の味わいを楽しみたい!という思いで見つけたのが京セラのセラミックスパイスミルです。
京セラとは言わずもがなセラミックが主力の素材大手。セラミック包丁等、ファインセラミックを使ったセラミックキッチンシリーズも人気ですが、ファインプレミアはその上位モデルです。
セラミックというと焼き物、陶器をイメージされることが多いと思うのですが、このスパイスミルで使われているファインセラミックスは、京セラが独自に開発した「セラミックなのに固くてしなる」という、まるで鍛冶職人によって鍛えられた日本刀のような特徴を持つ素材です。そして金属ではないので錆びることもなく、白い部分はいつでも分解洗浄できるので清潔さも保てます。
切れ味も持続する上に欠け難い~という、スパイスミルにはピッタリの素材です。
このツマミを左に回すことで粗く(粗挽き)、右に回すことで細かく(細引き)といった具合に、好みの粗さに調整可能です。
細引き~粗挽きまで、色々な粗さで砕いてみましたが、力は金属製のミルと比較しますとキモチ多めに必要かな?つまり固いかな~という使用感ですが、それでもガリガリといった小気味良い音と共に楽に挽けます。
そして何よりこの香りですよ♪
ピンクペッパーをブレンドしている事もありますが、スパイシーな中に存在感を占める華やか~んな香り。これが一段階くらいランクアップしてますね。
やっぱコショウもコーヒーも豆のまま買うべきなんだな~という事を実感しました。
これは良いので岩塩用と胡椒用に2つ用意してみようかな。
ちなみに、スパイスであれば粒径5.5ミリ以下、岩塩であれば4ミリ以下のサイズである必要があるのでご注意を。(ほぼ問題ないハズですが)
色とサイズにはバリエーションがあって、今回は容量が90mlタイプの黒を購入しましたが、あまり調味料は使わない~といった方や、テーブルの上に置きっぱなしにできる40mlタイプもあり。香辛料などの風味を壊さないところが特に気に入りました。
2022年9月現在、京セラのスパイスミル90ml(ブラック)を検索してみますとCM-15NBK-FPとCM-15N-BKの2種類の型番がHITしますが、京セラによりますと違いはパッケージのみで製品自体は同じものとのことですので、お安い後者を選ぶと良いと思います。
京セラ セラミックスパイスミル 購入先情報
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