Dyson(ダイソン)V7 バッテリーの交換方法。安価な互換バッテリーを試してみた!

一度使ったら戻れないモノって色々とありますが、コードレスクリーナー(コードレス掃除機)になんてのは代表的な家電なのだと思っています。
今やコードレスであったとしても有線掃除機並みの吸引力ですものね。今まで部屋を移動する度にコンセントを抜いて、また刺して…なんて、ホントに良くやってたなと。

そんな便利なコードレスクリーナーに搭載されているバッテリーにはリチウムイオン電池が搭載されておりまして、これは使っているうちに必ず劣化します。具体的には充電が持たない~という状態になる訳です。我が家のDyson V7もまさにそんな状態で、1~2分も使っているとLEDが青色点滅、つまりは「充電がありません!バッテリーを充電してください!」という状態になります。今までずっと充電していたのにも関わらず~です。

まぁ確かに4年くらい使ってますからね。諦めてダイソンの公式サイトから交換用バッテリーを購入しようとしたら、在庫が全然ないんですよ。(びっくり)
これって、多くの方が同じようなタイミングでバッテリーの交換時期を迎えたからなんですかね?大手家電量販店のサイトにも扱いがありませんでした。

なので、ココは互換バッテリーで乗り切る作戦にしました。

Dyson(ダイソン)V7 互換バッテリー
Dyson(ダイソン)V7 互換バッテリー

バッテリー形状はのようになっておりました。バッテリーと言いますと、長方形のユニットなのかな?と思っていたのですが、バッテリーセルをハンドル(というか、トリガー?)の根元部分で本体と接続する感じなのですね。

当然のことながら形状や機能は純正品と完全に互換性がありまして、もちろん壁掛けブラケットにも対応しています。私はV7ユーザなのですが、もちろんこれよりも古いモデルであるDC34や、V8、V10、V11といった後発モデルにも互換バッテリーは存在します。それはこの先も変わらないのでしょうね。

では、早速取り付けてみましょう!Dyson(ダイソン)バッテリーのバッテリー交換方法は本当に簡単で、必要な道具はプラスドライバー1本だけ。その辺は流石にダイソンですよね。将来的なメンテナンスをしっかりと考えた製品作りをされているなと。

Dyson(ダイソン)バッテリー 交換方法
Dyson(ダイソン)バッテリー 交換方法

結論から言いますと、バッテリー交換の流れは ネジ3か所を外す 古いバッテリーを本体から抜く 新しいバッテリーを本体に装着する ネジ3か所を留める~たったこれだけ。
力も高度なテクニックも必要ないので、機械が苦手な女性の方でも簡単に交換することができます。

Dyson(ダイソン)バッテリー 交換のコツ その1:適切なドライバーを使う!
他のモデルでも同様のコツであり最も重要な注意点は、適切なサイズのドライバーを使うことです。

長さが短いドライバーだと正しい角度でのネジ回しができずに変な角度で入ってしまうので、結果的にパーツや本体を痛めます。更に、ドライバーの口径が大きすぎるとネジ山を潰してしまいメーカーでの修理が必要になってしまう可能性があるので、合わないドライバーは絶対に使わない方が良いです。

おすすめなのは先端が鋭くて、長さもしっかりあり、尚且つ力が伝わりやすいベッセル(VESSEL) マイクロ ドライバー 精密ネジ用があると安心です。(一家に一本推奨)

Dyson(ダイソン)バッテリー 交換のコツ その2:ドライバーは7:3の法則で回す!
7:3の法則の法則とはネジ回しのコツである押す力:回す力=7:3を忠実に守るということです。固く締まったネジであればを押す力をさらに強め、緩くなったら押す力を弱めて回す方に注力します。

これが出来ていないばかりに、ネジが二度と開かなくなったノートパソコンを何台みたことか…って、それはさておき、まずはこのネジ回しの要領でトリガー背面にあるネジ1か所を外します。
今回はDyson V7で実践しています。

Dyson(ダイソン)バッテリー 交換方法

続いて本体底面の2か所のネジを外します。

この2か所のネジは完全に回してしまえば抜かなくてもOK。この状態で本体に付いていたバッテリーパックを底面方向に引きますと簡単に外れます。
外したバッテリーは火災防止の観点からも、近くに金属を置かないようにしましょうね。キケンなので、交換後のバッテリを廃棄する際には自治体の指定する方法に従ってください。

Dyson(ダイソン)バッテリー 交換方法

装着する時にももちろん外したネジを再度利用することになりますが、ここでのコツはキツく締めすぎない事でしょうね。ここでも7:3の法則を意識して下さい。普通に留まればそれで十分です。トルクをかけすぎると、ここでもネジ山を潰してしまう可能性があります。

KUNLUN製 ダイソン互換バッテリー
KUNLUN ダイソン互換バッテリー

当初はKUNLUNとかいう聞いたことのない中国メーカーだったので若干の不安はありましたが、実際に使ってみて感じたダイソン互換バッテリーのメリットは以下の2点です。

1.価格が安い
純正品は8000円くらいなのに対し、互換バッテリーは4000円前後のものが多いようです。更に6000円程度出せばソニー製のバッテリーセルが搭載された互換バッテリーもありました。

2.バッテリー容量が多い
実はこれ、盲点でした。
バッテリー容量は純正が2100mAhに対し、今回の購入モデルで1.5倍に相当する3000mAhありました。互換バッテリーの中にはこれ以上の充電容量を持つものもあるので、より長時間の連続利用が可能になるので利便性が上がるかも知れません。

届いた段階で既にかなり充電されていましたので、再充電は短時間で済みました。で、早速使ってみますと吸引力がしっかり回復し、純正バッテリーの新品時と遜色なく作動してくれています。

これで数年間、頑張って動いてくれれば何もいう事なしですが、もちろん初期不良交換には応じてくれるので、その辺はご心配なくです。フィルタとセットになっているものもあるので、必要な方は検討してみてください。

ダイソン 互換バッテリー 購入先情報

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