世間のレスペーパー化によって紙を印刷する機会は以前よりも激減してはいるもの、それでも年賀状やら郵便物の宛名、旅行する際の行程表印刷やらで何かと活躍する機会があるのが自宅用のインクジェットプリンタです。
これは安価な互換インクを使っていることもあるとは思うのですが、悩みどころなのがノズルの目詰まりによって印字できない(印刷しにくい)状態になることです。
これは冬場「さぁ年賀状を印刷しようか♪」というタイミングに発生しがちが現象なのですが、ノズルの目詰まりは液体であるインクが乾燥によって固まったり、細かなゴミがたまってしまったときに発生します。
そうなると、例えばクリックポストの宛名印字を行ったとき、このように黒い文字部分が印字されず、とても切ない状況になります。
インクジェットプリンタの目詰まりによる印字不良の切ない例
赤い外枠だけが印字され、肝心な宛先や差出人といった情報が一切印字されないという…うん、切ない。
この状態を改善するために手軽に実施可能な施策がヘッドクリーニングなのですが、これを毎回行いますと仕様上多くのインクを消費することになります。それで解消されるならば良いのですが、多発するような場合にはおいては洗浄カートリッジを利用するのが良いとのことなので、早速試してみることにしました。
インクジェットプリンタヘッド 洗浄カートリッジ
洗浄カートリッジとは、文字通り各社プリンターインクカートリッジと同じ形状のカートリッジの中に インクではなく、強力な洗浄液が入った製品です。
別名:クリーニングカートリッジ
インクジェットプリンタヘッド 洗浄カートリッジの使い方
■インクジェットプリンタヘッド 洗浄カートリッジの使い方
1.プリンタ側の操作でノズルチェックを行い、印字状況を確認します。
→ ここで印字状態がかすれている等、良好でない場合が利用対象。
2.洗浄カートリッジをプリンタに装着します。
3.プリンタ側の操作でクリーニング → ノズルチェックを2~3回実行します。
※ノズルチェック時の印字結果が無色に近い状態となるまで
4.そのままの状態で2~3時間放置します。(電源OFF)
5.再度、ヘッドクリーニングを2回ほど実行します。
6.通常のインクカートリッジを装着し、ヘッドクリーニング → ノズルチェックで状況を確認します。
これで復活♪
これだけ安価に印字状態が復活できるのは良いですね。しかもタンクにはそこそこの量の洗浄液が入っているので複数回は使えそう。年賀状印刷前だけとは言わず、インクジェットプリンタをお使いの方は常備された方がよさげです。
私の場合、状態が良くなったのは良いのですが、今度は廃インク吸収パッドが満杯になるという…
インクジェットプリンタヘッド 洗浄カートリッジ 購入先情報
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