水洗いできるタフなデジカメ OM SYSTEM Tough TG-7はスマホ撮影の苦手部分を補うカメラだった!

私はこれまでの数年間は俗にいう高級コンデジを使っておりました。
その画質には大変満足していたのですが、最近ではスマホに標準搭載されているカメラの性能が飛躍的に向上していると言われtますし、何より旅行先にカメラを持参するという行為自体が負担になってきたのでデジカメ手放して気付いたことがあります。

「やっぱデジカメって必要だわ」
と。

デジカメが必要な理由、それは画質の差とかそういうのではないのです。
だいたい何をもって「画質が良い」とするのかは撮影した画像をご覧になる方によって異なりますしね。

OM SYSTEM Tough TG-7

なので私はデジカメとスマホは用途の違いで考えるべきだと思っています。つまりは、スマホが苦手とするシーンや状況でも活躍してくれそうなデジカメが欲しいなと。

例えば…
・水中撮影
・衝撃や落下
・暗い場所での高画質撮影

私の中で水中撮影をしたいシーン、それが海外旅行です。
前回のマニャガハ島(サイパンの付属島)観光ではスマホ + 防水ケースという布陣で臨んだのですが、これがもうダメすぎました。

まず、スマホ画面をマトモに操作できませんからね。思ったタイミングでシャッターも推せませんし、何しろ仕上がりがりがイマイチ。

海外のビーチリゾートなんて、そうそう行けるものではありませんので、そこでの記録が残念だと心も凹みます。
なので以前はデジカメ + 防水ハウジングという選択肢も考えたのですが、このハウジングが本体価格並みに高いですしね…

その点、OM SYSTEM Tough TG-7なら私が潜れる深さであれば全く問題ないレベルの防水性能です。

OM SYSTEM Tough TG-7

ちなみにOM SYSTEMって何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、かつてのOLYMPUS(オリンパス)でリリースされていた機種の後継機になります。

ハードウェア的には前モデルとあまり変わっていないようですが、インターフェイスにUSB Type-Cが採用されるなど時代にも合ってきた感じですね。これには喜ばれるユーザさんも多いかと思われます。

防水性能が高いだけあって、バッテリやSDカード、インタフェース部分は2重ロックが採用されておりました。そしてうっかり落としても問題ないレベルの耐衝撃性能、これはかつての海外旅行で水濡れでレンズが常に曇った状態となる&落下で液晶にヒビが入って修理するハメになった私にとって嬉しい仕様です。

OM SYSTEM Tough TG-7

本体は意外とスリムじゃないです?
電源を入れた際にレンズがうにょっと飛び出る仕様ではないので、センサーまでの距離が稼げずに不利な部分もある反面、とても扱いやすい形状です。

モードも多彩で1cmまで撮影可能なマクロや顕微鏡モードを気に入っていらっしゃる方が多いようです。

デメリットを挙げるとするなら、絞り優先モードで選べる値がF2.0、F2.8、F8.0しかないのと、シャッタースピード優先モードは存在すらしないという、ガチ勢には選ばれないカメラだと思います、
が、このデジカメはそういった層をターゲットにしていないと思います。
防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったタフ性能なので、海に山にと色々とアウトドアを楽しむ方には良いでしょうね。

OM SYSTEM Tough TG-7

ご覧のように手のひらにすっぽり収まって重さも250g以下と、持ち出すのに負担になりにくいサイズ感。

外で撮影を楽しんでレンズが汚れてしまった場合、通常のカメラであればレンズペン等でメンテナンスが必要でしたが、TG-7であれば水洗いできてしまうというワイルドさも良いです。

OM SYSTEM Tough TG-7 レンズバリア

いくら本体がタフとは言えレンズは保護してあげる必要があるのでレンズバリア(純正がおすすめ)は必須でしょうね。これを標準搭載してくれないのはオリンパス時代からずっとですなぁ。
あとはケースも用意されうと安心なのかなと。
撮影した画像は今後UP予定ではありますが、このカメラって操作はとても簡単なものの、絞り優先だと若干白飛びしがちなので 撮影するのではあれば露出を落とす必要ありかな…この辺はちょっと慣れが必要そうです。

ただ、お出かけに楽しさが加わるような良いカメラだと思いました!

OM SYSTEM Tough TG-7 購入先情報

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