離陸してシートベルトの着用サインが消えてから15分ほどで着陸態勢に入るほどに搭乗時間が短い(55分ほど)、すなわち東京から近くて便利に観光出来て、しかも温泉と南国情緒まで味わえちゃうのが八丈島です。今回は12月9日の誕生日に有休を取って2泊3日で八丈島旅行を楽しんできました!
東海汽船の大型客船で10時間20分かけてアクセスするのも優雅で良いとは思いますが、今回は羽田空港からの航空券と宿泊がパッケージされたツアー利用です。
八丈島での旅の足はもちろん電動アシスト付き自転車のレンタサイクル!
前回の式根島旅行ではこれが大正解だったので八丈島でも同じように楽しめるでしょ♪なんて軽く考えていた私が馬鹿でした…
式根島と八丈島の面積比較
こんなのは出発前に気付いておくべきことですが、そもそも式根島と八丈島とでは面積が違います。式根島は外周が約12Kmなので歩いても回れるようなレベルですが、八丈島はその面積がJR山手線の内側とほぼ同じ。
なので、レンタサイクルでの移動は大変でした…が、自転車ならではの楽しみもありました。なので運転免許をお持ちので体力に自信がない方はレンタカーやレンタバイクをおすすめします。
八丈島 赤松自動車工場
ちなみに、私が島の足をレンタルさせて頂いたのは赤松自動車工場さんです。
とても何かを貸しているようには見えない外観ではありますが、空港への送迎にも対応してくれるホスピタリティの高いお店です。
空港からの送迎…とは言っても空港に自転車やバイクを運んでくれるのではなく、空港から赤松自動車さんに軽自動車で送って頂き、そこから自転車なりバイクのレンタルが開始されるスタイルです。
八丈島 裏見ヶ滝温泉
八丈島に到着したのが早朝で、ホテルにチェックインするには時間が早かったので向かったのが裏見ヶ滝温泉という、水着で入れる混浴の無料露天風呂です。
どうです?このビジュアル!素晴らしくないですか?
まさに大自然の中に設置された露天風呂~という感じで、少し濁った塩化物泉で ほんのりと酸化鉄を感じます。温度も低めなのでのんびりと浸かっていられます…いや本当、ここは人生最高レベルの温泉かも知れません。
ただ、自転車で裏見ヶ滝温泉にアクセスするのは電動アシスト付きとは言え、相当に大変でした。「え?この坂上るの?嘘でしょ??」みたいなポイントも幾つかありますので…でも、そんな苦労を経験したとて体験できて良かった素晴らしい温泉です。
男メシ食堂 うみかぜ椎茸の肉詰めフライ定食
程よくお腹も空いたタイミングで伺ったのが男メシ食堂さん。
ここはメディアでも多くの紹介実績がある「うみかぜ椎茸」が食べられるお店です。
うみかぜ椎茸とは?
年間の降水量が東京都の約2倍という八丈島特有の高い湿度と豊富に湧き出る綺麗な水、そして流れ込む海風で育った肉厚でジューシーな椎茸です。
このシイタケを使った一番人気、うみかぜ椎茸の肉詰めフライ定食は美味でした!、1800円は観光地価格かな…とは思いますが、ココでしか食べられないものなので満足です。
プチホテル満天望
温泉とランチを楽しむとチェックイン可能時刻が近づいてきたのでホテルへと向かいました。今回2泊でお世話になりましたのはプチホテル満天望さん。
全8室の小さなホテルですが、部屋はゆったりとしたレイアウトでのんびりと過ごせます。Wifi完備でアメニティも必要充分、大通りに面していないのでとても静かに過ごせるホテルでした。
宿泊料金もリーズナブルではありますが、部屋と部屋を隔てる壁は薄いので、満足度は客層にも左右されるかも知れません。
男女別の大浴場は洗い場が4つ…と小さめなので、ココでのプランを素泊まりとして、宿泊客が食事中に入浴を楽しむと良いと思います。
プチホテル満天望の近隣…とは言っても歩いてアクセスできるほどの距離ではありませんが温泉もあります。ただ、自転車でも少々厳しい場所なので、計画的にバス移動するのもオススメです。
※バスは2時間に1本程度しかありませんのでご注意を
そんな時におすすめなのがバスパ(BU・S・PA)という2日間八丈町営路線バスが乗り放題&ふれあいの湯、やすらぎの湯、みはらしの湯…という3か所の温泉に入れるバス・温泉共通券が便利でお得です。
場所によっては往復でのバス移動料金よりも安いので、バスで八丈島の温泉を巡るなら必ずGETしましょう!入手方法は乗車時に運転手さんに「バスパください♪」と言って1000円を渡すだけです。
これで各温泉施設の目の前までアクセスできるので有効活用しましょう。
行きたい場所間の距離が思っていた以上にあって「何だかずっと自転車に乗ってるなぁ…」というのが正直な感想でもある八丈島旅行ですが、良い運動になりましたし、12月なのに気温は18度と暖かくてとても快適に過ごせる島でした。
本当、島旅は普通の旅以上に非日常感が味わえるので止められませんわ。この調子で伊豆七島を制覇したいと心に誓う誕生日でございました。
参考:八丈島観光前に準備したいもの、あると便利なモノ
- ・楽天トラベル(旅行予約)
・水着
・マイクロファイバー ヘアドライサイズ