[式根島旅行記] 世界に誇る露天風呂天国でチル旅を楽しむ!24時間温泉入り放題!ネコ触り放題!!

「チル旅」という言葉をご存知でしょうか?

チル旅とは?
チル = chill = 本来の意味は冷蔵食品のチルドでお馴染みのチルなので冷たい、冷えるといった意味なのですが、ここで言うチル = 落ち着く、くつろぐ、まったりする~という意味になります。
よって「チル旅」とは、予めギッチギチに決めたスケジュールに沿ってせわしなく過ごすアクティブ旅行ではなく、時の流れに身を任せて自然の中で穏やかに過ごすスタイルの旅行のことです。思えば私、海外旅行もチル旅でした。

#新島チル旅 キャンペーンに当選!ペア乗船券をGET!
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で、何で今回のチル旅が式根島なのかといいますと、#新島チル旅 の公式アカウントの
キャンペーンで、何と浜松町の竹芝客船ターミナルから、東海汽船大型船で行く東京の島、新島/式根島行き往復乗船券(特2等席)、それもペアで当選してしまったからなんです!凄くないです!?(嬉)

新島も素敵な島なのですが、温泉ロッジには一度宿泊経験(その時の記事へ)があったので、今回は式根島に行ってみることにしました。

式根島は言わずと知れた海中温泉がいくつも湧き出る温泉天国…これはテンション上がりますわ♪

東海汽船 大型客船 さるびあ丸
東海汽船 大型客船 さるびあ丸

式根島へと向かうアクセスルートは幾つかありますが、今回は東海汽船の大型客船、さるびあ丸の利用となります。

東京の竹芝桟橋を22:00に出港すると、式根島着は翌9:05。11時間以上の長旅ではありますが、ゆ~っくり移動する旅が良いんです。時間を贅沢に使ってるような感覚がたまらんのですよ。

注意点としてはズバリ、船酔いです。
大型客船なので通常のフェリーと比較すると揺れは少ない方ですが、それでも揺れるので東京湾を出たあたり~伊豆大島に近づくアナウンスが流れたら長時間作用の酔い止めを飲んでおくと良いでしょう。

デッキからの夜景はプライスレス。ビール片手にレインボーブリッジやベイブリッジを下から眺めるのも良いものです。
船内のビール自販機は購入時に運転免許証が必要なタイプです。

そして、午前中に到着するので、スグに動き出せる(時間を有効活用できる)のが◎
到着すると宿泊施設の方が車でお出迎えくださいます。

以下、滞在中に立ち寄ったスポットをご紹介します。

式根島 島宿 わたなべ
式根島 島宿 わたなべ

今回は式根島をじっくりと味わうために2泊したのですが、初日にお世話になったのは島宿 わたなべさん。

民宿スタイルのリーズナブルなお宿なのですが、部屋に入るなりドアの隙間から飛び込んできた飼い猫のあめちゃん(画像右上)が膝の上にのってお出迎え…こりゃ猫好きにはたまりません♪
この後、街を出歩いて気付いたのが、人懐っこい地域ネコが多いこと多いこと…すっかり癒されまくりです。

食事は島で捕れた地魚を生で、揚げて、焼いてと堪能できるメニュー構成。浴室は貸切スタイルですが温泉ではないので、近所にある憩の家に夕食直後に行かれることをおすすめします。
憩の家は後述する地鉈温泉や松が下雅湯と同じ源泉を使っているので、とても良く暖まります。何しろ潮の満ち引きや天候に左右されずに入れるのがイイ…当たり前のことのようですが、式根島の温泉事情を考えるとこういった表現となります。

式根島 池村商店 あしたば揚げパン
池村商店 揚げパン(あしたば)

そして、これから島内を巡る訳ですが、ここでは迷わず電動アシスト付き自転車をレンタルしましょう。式根島はアップダウンが多いので、普通の自転車ではキツいので。

レンタサイクルは島宿わたなべさんの目の前のお店でも借りられるのですが、この日はたまたまお休みだったこともあって揚げパンで有名な池村商店さんでレンタルさせて頂きました。

日をまたいだレンタルも可能で、1日ですと1500円、2日間ですと少し割引が適用されて2500円とお得です。朝食がてらに購入した揚げパン(あしたば風味)ですが、これがお世辞抜きに美味しい!全然 油っこさを感じない揚げパンすごい!!

フォトジェニックスポットの泊海水浴場のベンチで美味しく頂けました。

式根島 松が下雅湯
式根島 松が下雅湯

式根島には無料で24時間入浴可能な天然温泉が3か所(すべて水着着用の混浴)あるのですが、その中で唯一 温度管理されているのがココ、松が下雅湯です。

泉質は地鉈温泉と同じ硫化鉄泉で、塩分を含んでいるのでとても良く暖まります。ちなみに…どの温泉も24時間入浴可能とは言え、実質的に夜中も入れるのは松が下雅湯だけかも知れませんね。

それくらい、島の夜は暗いです。でも、温泉に浸かりながら眺める満点の星空は一見の価値あり!それくらい素晴らしいものでした。

さて、次にご紹介する足附温泉(あしつきおんせん)と地鉈温泉(じなたおんせん)は潮の満ち引きタイミングに合わせて行く必要があるので、事前に潮見表を確認されることをおすすめします。

式根島 足附温泉(足付温泉)
式根島 足附温泉(足付温泉)

足附温泉(足付温泉)は松が下雅湯から海沿いを歩いてアクセスできます。
ベストな入浴タイミングは干潮時です。

足附温泉は式根島内に沸く温泉の中では唯一無色透明な温泉で、魚と一緒に入れる温泉としても有名なのですが、この日は「ほぼ海水」状態だったので入浴は断念しました。汗

島の方によりますと、湧出量も日によって大きくことなるようですので、こういったケースもあるのだとか。

式根島 地鉈温泉
式根島 地鉈温泉

そして式根島の温泉と言えばココ!というほどに全国的に有名なのが地鉈温泉です。私、ここに数年前から行きたかったのですが、ようやく念願叶いました…

地鉈温泉とは、ここにアクセスするまでの地形が地面を鉈で割ったような景観であることからその名が付いた温泉です。


地鉈温泉に入るためのベストタイミングは満潮前後の90分、一本勝負とも言えるシビアさなので ココは是非とも潮見表でタイミングを合わせて行きましょう。階段しかないので体力は必要ですが、行く価値は大いにある温泉でしょうね。

私も温泉好きを自負しており、全国色々と温泉を巡ったつもりではありますが、ワイルドさと解放感ではNo.1じゃないかな?

地面が相当にスリッピーなのでビーチサンダルは必須、それも波で流されそうになるので踵をホールドしてくれるタイプが良いです。

そしてボコボコとお湯が湧き出るポイントは温泉卵が作れるレベルの熱さなので要注意です。(ネットに入れた生卵を持参すべきだったな…)

式根島 プチホテルラメールSHIKINE
式根島 プチホテルラメールSHIKINE

そして二泊目にお世話になったのがプチホテルラメールSHIKINEさん。

チェックインするには少々早い時間にお伺いして荷物を預かって頂いたのですが、ご主人が大変にホスピタリティのある方で「温泉ならココ!お土産ならココ!弁当ならココ!」と、地図を片手に大変親切丁寧に説明して下さいました。

食事は和食 or イタリアンの選択式で、たいへん美味しく頂けました&量も充分すぎるほど。部屋にはコンロや水回りがあり、屋外には共用の洗濯機もあるので連泊にも適しています。

式根島 神引展望台
式根島 神引展望台

ラメールのご主人に「景観ならココ!」と紹介頂いたのが神引展望台です。

自然が作り出した絶景…そして この独特なブルー!まさに式根ブルーという感じですかね?曇っている状態でさえこの青さですから、空気が澄んだ晴れた日には更に映えるスポットなのでしょうね。

曇天なのでサンセット鑑賞は諦めましたが、夜に出かけますと更に式根島らしさが味わえます。

式根島で出会った地域ネコさん
式根島で出会った地域ネコさん

シーズンオフということもありますが、土日でも夜は交通量も少なく、人とは一人もすれ違いませんでした。その代わり、沢山の人懐っこいネコたちと触れ合うことが出来ました…これはもう、たまらんです!

地域の方に大事にされているのでしょうね~。どのコも健康状態が良さそうで、人が好きな印象でした。ちょっとした段差に腰かけていると、猫の方から近寄ってきてくれるので、撫でると喉をゴロゴロと…これ、もう猫カフェなんて行ってる場合じゃないレベルに癒されました。その代わり、犬とは一匹も出会いませんでした。(笑)

式根島限定焼酎 神引 地鉈 しきね
式根島限定焼酎 神引 地鉈 しきね 飲み比べ記事はコチラ

本当はこの季節には毎年海外旅行に出かけていたのですが、日本にもこんなに素敵な場所があることを再発見した旅でした。

式根島…計画段階においては宿泊予約サイトのオンライン予約に対応していない宿が殆どで、楽天トラベルやじゃらんでHITした!と思ったら空室状況すら更新しない放置状態であったりと「この島、大丈夫?」と思っていたのですが、行ってみたらその見方は180度変わりました。

24時間温泉入り放題、24時間ネコと触れ合い放題、島の人たちは全員でもてなしてくれてるの?ってくらい親切ですし、控え目に言っても最高な旅でした!ここは絶対に再訪したいと思います!

参考:式根島観光前に準備したいもの、あると便利なモノまとめ

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