ホテル浦島 温泉&美味しいもの好きにとっての竜宮城だった!公共交通機関だけでこの絶景☆

かねてから、2泊くらいで遠出するならば絶景が楽しめる温泉に行きたい~とは思っていたのですが、絶景は公共交通機関だけではアクセスしにくい場所ばかり…
そんな中で見つけた車に乗らない我々には貴重な絶景宿を発見しました!

とは言っても(twitter仲間の話によりますと)関西圏にお住いの方々にとっては有名らしいので「え、今さら?」と思われるかも知れませんが、今回お世話になったホテル浦島さんは温泉良し、景観良し、食事良しの3拍子揃った、控え目に言っても私達にとってたいへんに楽しめた旅行先ででした!

注:ホテルでは食事付きプランは選択していません。なのに「食事良しってどゆこと?」と思われるかも知れませんが、それは後述しますね。

ホテル浦島へのアクセス
ホテル浦島へのアクセス(公共交通機関利用)

ホテル浦島への行き方ですが、JR西日本 紀勢本線で紀伊勝浦で下車します。
そこから海に向かって徒歩で6分程度の場所にある観光桟橋(ホテル浦島桟橋)まで行きます。地図でいうとこのあたりです。

ホテルは半島にあるとは言え島にある訳ではないので車でもアクセス可能ですが、このような亀の形をした船、浦島丸でホテル浦島本館の正面玄関近くまで送迎してくれるので、竜宮城へと向かう浦島太郎気分が味わえます。

チェックイン客が多い15時以降の時間になりますと、ホテル前と観光桟橋間をピストン輸送してくれますが、念のために公式サイトで船の発着時刻表を確認されると良いでしょう。

ホテル浦島 フロアマップ ホテル浦島 スタンプラリー
ホテル浦島 フロアマップ兼スタンプラリー台紙

ホテル浦島はフロントがある本館、日昇館、なぎさ館、山上館という4つの建物で構成されていて、それらが連絡通路で繋がれた構造になっています。

チェックインの際にフロントの担当者さんがフロアマップを使って建物の構造や温泉大浴場への行き方と利用方法を説明して下るのですが、これが実際に歩いてみますと とんでもない広さでした。端から端まで行ったら20分くらいかかりそう…マンモス温泉ホテルたる所以が理解できます。

ホテル浦島 客室(本館 禁煙和室)
ホテル浦島 客室(本館 禁煙和室)

前述した4つの建物のうち、予約の際に選択したのは本館です。本館は日昇館、なぎさ館、山上館よりも宿泊費用がリーズナブルである~という以外にも、湯めぐりの拠点として大浴場へのアクセスが他の館よりも若干有利かなと思いまして。

予約する際の宿泊プランは色々と用意されていますが、食事に関してはちゃんと考えた方が良いと思います。食事は食べ放題のバイキングスタイルなので、沢山食べたい派の方であれば迷わず食事付きプランで良いと思いますが、私達のように美味しいものを少量ずつ食べたい派であれば、ここは素泊まりプランを選択しましょう。その根拠は後ほど…

部屋に入ると既に硫黄の香りがほんのりと…温泉好きにとっては、こういうのにもテンションが上がります。

ホテル浦島 ローソン ホテル浦島 お土産処
ホテル浦島 ローソンとお土産処

本館にはコンビニやお土産処があって とても便利です。この辺は流石に巨大施設~って感じですよね。

ローソンの品揃えはとても変わっていて、和歌山県ならではのお土産も入手できます。ここで梅酒を少量入手して部屋で一杯 気に入っらたお土産用に買って帰る~なんてのもおすすめ。

ただ、24時間営業ではないのでご注意を。

ホテル浦島 大洞窟温泉 忘帰洞
出展元:ホテル浦島公式サイト 大洞窟温泉 忘帰洞

そして圧巻なのが露天風呂ですね。その名も大洞窟温泉 忘帰洞

これを見たときは景色の圧巻さもさることながら「良くこんな場所に洞窟温泉作れたな…」と感心したのですが、実はここって天然洞窟なのだそうです。(驚)
このホテルが建っている場所は地殻変動で海底が隆起してできた於泥岩層の岬です。これが熊野灘の波風に浸食されたできた幅25メートル x 奥行き50メートル x 高さ15メートルというスケールの洞窟。

洞窟にはいくつもの露天風呂が点在していて、お湯は白濁した硫黄泉。内湯には無色透明のお湯もあるのですが、これが天候や気温等の条件によって白濁するのだとか。

これは是非、昼の明るいうちに見ておくべき絶景温泉です。青い空と岩のコントラストが本当に見事です。
奥に行くほど海に近くなるので、時には水しぶきが入ってくる野性味も満載。打ち寄せる波の音をBGMにゆったりと浸かれました。

ホテル浦島 海つばめ
ホテル浦島 海つばめ

そしてこの絶景温泉旅を更に最高にしてくれたのが、本館から忘帰洞へと向かう途中にある居酒屋、海つばめさんです。

まずはお通しからして心を掴まれてしまったのですが、圧巻だったのが↑刺身の盛り合わせ。これで19種類入ってましたかね。どれも新鮮なだけではなく、魚によっては皮目にちょっと火を入れて下さったり、手が込んでいて本当に美味!

しかも、これを写真撮影 プリントアウトして魚の種類を手書してくださるなんていう嬉しいサービスは初めて。

純米吟醸 超超久 ひろめしゃぶ
海つばめさんにて…純米吟醸 超超久とひろめしゃぶ

もちろん和歌山県ならではの梅酒も味わえますが、梅酒の蔵元が造る日本酒や短い期間しか味わうことのできない「ひろめ」という海藻など、旅先でこれほどまでに美味しいものを食べられるなんてシアワセすぎます。
平日でないなら予約すべきです

素晴らしい温泉、景色、そして食事。
最高とは文字通り「これ以上ない」という意味なので、私はレビューにおいてこの言葉は滅多に使わないのですが、ホテル浦島さん&居酒屋 海つばめさんは最高でした。

また是非、お伺いした温泉ホテルでした。

勝浦温泉 ホテル浦島 オンライン予約サイト情報

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