[馬頭温泉郷] 小砂温泉 ホテル美玉の湯 天然ラドンが堪能できる栃木の穴場温泉!

私は食べ物でも飲みものでもモノでも今回のような旅行先であっても、気心が知れた仲間からのお勧めされれば、例え実現までに多くの時間がかかっても必ず試すようにしています。そこでは新たな出会いが生まれますし、何よりずっとリピートしたくなるようなものに出会えるかも知れませんので。

今回の旅行先でもある馬頭温泉郷 小砂温泉ホテル美玉の湯も仲間からのおすすめで行ってみることにした温泉ホテルです。
正確には、この近隣にあるゆりがねの湯という口コミでも評価の高い美人の湯系日帰り温泉施設(立ち寄り湯)をおすすめされたのですが、東京からだとそこそこ時間がかかるので「どうせなら近隣に泊まろう!」と相成りました。

ちなみに小砂温泉は「こすな」温泉ではなく「こいさご」温泉と読みます。(帰宅して1週間してから気付きました)

馬頭温泉郷 小砂温泉 ホテル美玉の湯
馬頭温泉郷 小砂温泉 ホテル美玉の湯

栃木県は東京からの安近短の温泉地としても知られていますが、こと馬頭温泉となりますと勝手が異なってきます。

東京 宇都宮 氏家とJRを乗り継ぎ、更に車で40分かかります。今回は在来線のみを利用したので移動だけで3時間以上を要しました。
あ、ちなみに車を運転されない方であってもホテル美玉の湯には氏家駅までの送迎付きプランがあるので安心です。(今回はそのプランを利用しました)

季節的にはちょうど垂れ下がった稲穂の収穫を待つばかりのシーズンでしたので、のどかな風景にも癒されまくりです。

小砂温泉 ホテル美玉の湯 客室 小砂温泉 ホテル美玉の湯 客室
小砂温泉 ホテル美玉の湯 客室

客室はオーソドックスな和室 10畳でチェックインしたときには既に布団が敷かれているスタイルなので、ホテルの方との接触も適度に少なくて良いカンジです。
部屋からの展望は特に良くもありませんが、これは後程ご紹介する貸切露天風呂で堪能できるので問題なし。建物自体には年季が入っていますが、館内はスリッパなしで行き来するスタイルがとれるレベルに綺麗にされていました。

前述の通りほぼ秘境的に遠いこともあって町はとても静かで、近くにコンビニの気配もありませんが、これが良いんです。

客室にはトイレと洗面台はありますが風呂はありません。と言うか、大浴場の泉質が素晴らしいので必要ないんですけれどね。

ホテル美玉の湯 内湯(天然ラドン温泉)
ホテル美玉の湯 内湯(天然ラドン温泉)

googleマップや旅行サイトの口コミによると「トロトロの美人の湯」といった内容を散見しますが、いや…これ、ヌルヌル感やとろみは近所のゆりがねの湯といった温泉よりも少なく、どちらかと言いますとサッパリ系です。

それよりも、ココの特徴は何といっても天然ラドンを含んだ温泉を源泉かけ流しで楽しめることでしょうね。実際、栃木県内でラドンを含んだ温泉はここだけのようです。
加温されてはいますが、それだけに温度も適温で気持ち良く入浴できますし、水風呂も併設されているのでエンドレスに長風呂できちゃう勢いです。。

ラドンの量は少ないようですが、それでも細胞の活性作用はしっかりとあるので免疫力向上には定評があるようで、現代の湯治場と表現されるかたもいらっしゃいます。

ホテル美玉の湯 展望露天風呂へのアクセス

ホテルの3Fから外に出て、この階段を上った先には展望露天風呂があります。

展望露天風呂 竜神の湯
展望露天風呂 竜神の湯

美玉の湯の温泉は、浸かることで身体の表面から、温泉を飲むことで身体の内側から、そして水蒸気を吸うことで肺からラドンを取り込むことで温泉効果がUPするとのことで、内湯は窓を閉めて水蒸気を充満させた状態になっています。

それはそれで良いのですが、やはりココに来たからには貸切の展望露天風呂に浸かってみてください。

展望露天風呂から眺める夕日
展望露天風呂から眺める夕日

貸切の展望露天風呂は30分500円と有料にはなりますが、予め日没時間を調べてからその時間に予約しますと、那須連山と日光連山に沈む夕日が堪能できて、思わず「こりゃ最高だわ♪」となっちゃいますので、是非ご利用になることをおすすめします。
都会の喧騒を忘れて、ぼんやりと山に夕日が沈むのを眺める…う~ん、優雅。

湯あたりは内湯よりも更にサッパリ系に感じますので、泉質が異なるのかな?

鮎の刺身
鮎の刺身

夕食はいわゆるライトな旅館メシで食が細くなった我々には丁度良い量でした。メインは豚肉のすき焼きと、それ以外は鮎づくしといったカンジ。鮎の甘露煮、鮎の塩焼き、そして珍しいところでは鮎の刺身まで出てきました。
川魚の刺身には少し抵抗があったのですが、とても淡白で面白い体験!

送迎付きコースではありましたが、せっかくココまで来たので帰路は氏家駅ではなく、近所の道の駅ばとうで降ろして頂くといったアレンジにも快く応じてくださいました。

本当、この旅で東京近郊にはまだまだ知らない素晴らしい温泉があるものだなと実感しました。また近いうちに穴場系の温泉地を巡ってみたいと思います!

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