新型コロナウィルスの影響をモロに受けまして楽しみにしていたベトナム旅行は残念ながらキャンセルとなりました。orz
その代わりにどこか東京から近くて公共の交通機関のみでアクセス可能な温泉、それも出来れば濁り湯(にごり湯)が良い!という訳で2016年に行った那須で動物たちと触れ合った楽しい記憶が蘇ったので、今回も那須旅行に決定しました。
テーマは「那須モフモフ巡りの旅」です。(笑)
車を運転しない我々にとっては 前述の通り「公共交通機関のみでアクセス可能」であるというのは非常に重要なポイントとなりますが、それは問題ありません。
新宿駅のバスタ新宿や東京駅の八重洲口から高速バスで那須のターミナル的な位置づけである道の駅 友愛の森まで片道約4時間弱、運賃は片道3000円ちょっと(新幹線の約半額)で行けちゃいます。
更に、今回訪れたモフモフスポット(動物とのふれあいスポット)とホテルは全てきゅーびー号という那須の観光バスで巡回できます。今回もきゅーびー号のイエローラインという路線を使いました。
今回はホテル(サンバレー那須)の紹介なので、モフモフとの触れ合いに関しては簡単にさせて頂こうと思ったのですが、那須 ワールドモンキーパークの印象はと言うと…とても残念なものでした。
数年前はあれだけ人懐っこかった猿(エリマキキツネザル)の人間への警戒心は高まり、ワオキツネザルに関しては触れ合いすら出来なくなりました。
更にこの日は新型コロナウィルス対策として一か所にとどまれる時間、すなわちサルと触れ合える時間はわずか10分に制限されてしまいました。
りんどう湖レイクビューわんニャン館は、本来であれば小型犬、猫、大型犬(セントバーナード)との触れ合いが何と平常時でも15分で500円という都市並みの価格設定。
更にこの日は新型コロナウィルス対策として1組ずつの案内に加えて15分のみの滞在に制限されてしまいました。
しかも天候は雪…極寒でタイル張りの地面は水でビショビショ。そんな半屋外にセントバーナードを一頭放って「はい、触れ合って下さい♪」という姿勢には本当にビックリ。
寒さには強いセントバーナードではありますが、リラックスした体制をとりたくて伏せようとしたのに、濡れた冷たいタイルを嫌がって驚いて立ち上がる様子は本当に可哀そう…なので早々に切り上げさせてもらいました。
上記2個所の施設HPに こういった(コロナ対策による触れ合い制限等)事前告知が出来ていれば利用者も納得の上で出向くので問題ないと思うのですが、行ったときにイキナリ言われる~という点に、厳しい言い方をすれば利用者への配慮を欠いた田舎の観光地といった印象を受けます。
前置きが少々長くなりましたが、本題のサンバレー那須についてご紹介します。
ホテルサンバレー那須 施設案内マップ
※ホテルサンバレー那須 公式サイトより
東京からの高速バスでも、友愛の森からの巡回バス(きゅーぴー号イエローライン)でもアクセスできるホテルサンバレー那須ですが、見渡してその広さに驚きました。
これ、街の区画がサンバレー那須っ!という感じですね~本当に広い敷地面積。
ホテルサンバレー那須には 1.本館、2.オリエンタルガーデン、3.フォレストヴィラ、4.ザ・コテージ、5.ガーデンスウィート、6.ふくろうの森、7.クイーンズコリーナ、8.アネックス、9.山荘(期間限定営業)というそれぞれ異なる趣をもつ宿泊棟があります。
価格、食事内容、設備の組み合わせから相当な種類の宿泊プランが存在するので迷ったのですが、館内に大規模な温泉施設があるものの喫煙可能な本館よりも、全面禁煙のオリエンタルガーデンに宿泊することにしました。
ホテルサンバレー那須 オリエンタルガーデン客室
宿泊した客室はオーソドックスなツインルームでした。
それほど広くはありませんがが、温泉メインの滞在であれば充分な感じです。
バス・トイレはユニットバスになりますが、そもそも部屋でユニットバスを使う必要性もないので問題ありません。空気清浄機が付いているのも嬉しいですね~。
露天風呂付客室やコネクティングルームもあるようです。
オリエンタルガーデン 夕食バイキング
オリエンタルガーデンでの夕食は前菜とメインがホテル側が個別に用意してくれますが、それ以外は中華中心のビュッフェ形式(バイキング形式)です。
この日のメインは那須牛のサーロインステーキとオマール海老と野菜のグリルでしたが、いずれも美味しく頂けました。
バイキングメニューは普通レベルではありますが、お子様からお年寄りまで幅広い年齢層の方も無理なく楽しめる味付けです。
地ビールや地酒の種類が多ければな~とは思いますが、充分に楽しめました。生ビールもサーバーが清潔に保たれているのが分かる美味しさでした。
ホテルサンバレー那須 オリエンタルガーデン 湯処ひのき
※ホテルサンバレー那須 公式サイトより
フロントと客室の一部と同フロアには湯処ひのきという、建物全体が檜で造られた贅沢な大浴場があります。
設定温度40℃の大きな内湯が1つと、38℃、40℃、42℃それぞれ設定温度が異なる3つの小さな露天風呂があります。これらはいずれも白濁した硫黄泉♪にごり湯ってテンション上がりますよね。(笑)
硫黄泉と言えば群馬の草津温泉が有名ですが、草津のお湯よりも刺激が少ない優しい湯あたりだと思います。
残念ポイントとしては若干の加水がされていることですかね~。
これは源泉の温度が高すぎるが故ですが、もう少し別な仕組みで温度を下げてくれたらホテルの価値も上がるのに…とは思いました。
あと、赤青のホースが外から丸見えなのも改善すべきかも。
でも新緑の季節には素晴らしい見晴らしが期待できそうです。
雪が積もった3月のホテルサンバレー那須
宿泊者であればチェックイン前は無料で温泉が堪能でき、チェックアウト後でも500円で入浴可能という温泉三昧の過ごし方が出来るホテル。
スタッフさんも親切で車の通りも殆どないので、とても静かに滞在できちゃいます。
巡回バスの一つが運航されなくなったり、サッポロビール那須工場に隣接された森のビール園が閉館になったり、観光施設のレベルは下がったり…と、若干のオワコン感もある那須の中でもそれなりの満足感が味わえる、リーズナブルでファミリー向けにもおすすめの温泉ホテルでございました。
やはり平日がねらい目かな☆
ホテルサンバレー那須 オンライン予約サイト情報
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