[SHOE GOO] シューグーDF ソール剥がれ防止剤でトレッキングシューズの防水＆水漏れ修理大作戦！

スニーカーやトレッキングシューズ、革靴…いわゆる靴は消耗品なので、ある程度の使用で補修なり買い替えが必要となりますが、ふと最近、こんなことを考えるようになりました。

「靴って何が原因でダメになるんだろう？」

私の場合、革靴であれば靴底ゴム、特にかかと部分の摩耗であったり、スニーカーやトレッキングシューズであればソールが本体から剥がれてくるケースが多かったことに気付きました。

ソールはいきなりベロンと剥がれるのではなく、つま先立ちした際に折れ曲がる部分から少しずつ剥がれます。厄介なことに、そうなるとこの部分から水が入ってくるんですよね…そうなると、防水性能がウリのゴアテックスを使っていたとしても あまり意味がありません。

例えば↑このトレッキングシューズはメレルのモアブというモデルで、素材にゴアテックスが使われているものです。

水は入ってこないのに足から出る水蒸気は放出してくれる～というスグレモノなので、雨や路面がぬかるんでいるいる時や、あまり良い状態ではない路面状態が多い海外旅行時に大活躍してくれたお気に入りの一足です。

が、これが水漏れしているのか、雨の日には何処かしらから入り込んで、水によってつま先から濡れる…という状態になってしまいました。

かれこれ7年は履いたシューズですし、仮にゴアテックスの破れが水漏れの原因であれば修理は困難なので買い替えるか？とは思ったのですが、これまた仮にソールの剥がれが原因であるなら安価に補修が可能なので、シューグーDFを試してみることにしました。

ところで皆さまはシューグー（SHOE GOO）をご存知でしたでしょうか？

シューグーとは？
アメリカのオレゴン州に本拠地があるEclectic Productsという会社が製造販売している製品のひとつで歴史も古く、日本では1970代後半に扱われるようになった靴の補修剤です。

シューグーには色々なラインナップがあって、擦り減ったかかとの補修や穴が開いてしまった靴底の修理、アッパー部分の補修や水漏れ対策、そして接着剤として秀逸です。

今回、私が購入したのは上図でいうところの左から2番目のシューグーDFというソール剥がれ防止剤です。ちなみにシューグーDFのＤＦはサッカーでいう所のディフェンダーという意味なのだとか。
これは普通の接着剤と違って、時間が経つとゴムのような弾力をもったまま硬化するので、アッパーとソールの間に塗ることで、水や小石などが入らない様に守ってくれるものです。つまりはシーリングして防御してくれるって訳ですな。

では早速、使ってみましょう！

まずはブラシでスニーカーの表面をブラッシングします。

シューグーを塗ったしたに小石やゴミが入らないようにする必要があるって訳ですね。ソールとアッパーの間をササっとブラッシングしました。

続いて付属品のやすりでソール側に軽くアラ目をつけます。こうすることで、しっかりとくっついた状態で硬化するのだとか。

そしてシューグーDFをアッパーとソールの間に塗っていきます。若かりし頃に工作で使ったセメダインを思わせる質感ですなぁ。

均一に塗るのも慣れればスグですね。
良く折れ曲がる部分には肉眼では気にならないながらも若干の隙間があったせいか、そこにはシューグーDFが多く入り込んでいるようでした。

これは期待できるかも？
あとは12時間以上（24時間以上推奨）乾燥させるだけです。

透明なゴムでシーリングしているようなものなので、近くで見ると全く目立たない～という訳ではありませんが、通常、自分が履いている靴を見るのは立ち上がった状態なので、特に気になることはありませんでした。

肝心の防水効果も上々！シューズを買い替えるのはそこそこの出費が必要ですが、これで修復できるのならコストメリットも大きいので試してみる価値は大いにあります。

仕上げにはアッパーに水生の防水スプレーを散布しておくと良いでしょうね。接着力はシューグーよりは弱いので、完全に剥がれてしまったソールを修復したいのであれば、輪ゴム等での固定が必須です。

私の場合は主目的がシーリングなので全く問題はありませんでした。
ちなみに、オフィシャルサイトにはシューグーの101の使用例があって、靴以外にも色々と使えるのね～と、見ていて楽しい感じで参考になりました。

新品の靴にソール剥がれの予防措置に使うのが良さそうです。

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