金華さば漬け丼 解凍してご飯に乗せるだけで食べられる東北のブランド鯖が美味い。（十文字屋商店）

煮ても焼いても〆ても缶詰にしても炙っても好き！唯一の例外はSABACHiかな？というくらい、私は鯖（サバ）が好きです。
なので熱海で魚屋を営む同級生から絶品みりん干しをお取り寄せしたりとサバの購入頻度はそこそこ高いのですが、もうちょっと生食感が楽しめるサバをお取り寄せしてみたくなりました。

とは言え、リアルな生鯖は調理するにもハードルが高く…そこで今回はご飯の上に乗せるだけで完結する十文字屋商店さんの金華さば漬け丼を試してみることにしました！

ところで皆さま、金華さばはご存知でしたでしょうか？

金華さばとは？
金華さばの「金華」は宮城県石巻市の沖合にある金華山という島の名前に由来します。金華山沖は暖流と寒流がぶつかりあうことで、餌となるプランクトンが豊富な海域なので、ここで育つサバは大きく育ちます。

…が、ここで水揚げされる全ての鯖が金華さばを名乗れる訳ではありません。
金華さばと認定されるには、以下の３条件をクリアしなければならない…という、非常に高いハードルが存在します。

1.生食（刺身）できるレベルの高鮮度
2.大型の真サバであること
3.脂のノリが良いこと

まさに希少価値が高いブランド鯖という訳です。

地元、石巻でも金華さばを生で食す機会は少ないそうですが、これは金華さばを独自のタレで漬けにしたものです。

調理は必要なく、冷蔵庫か流水で解凍したものを、タレごとご飯の上に乗せるだけ。たったこれだけで金華さば漬け丼が味わえちゃいます。
※注：タレは全部かけない方が良いです。理由は後述

ここに緑色の…例えばシソとか万能ねぎを刻んだものを入れれば見栄えも良くなるかとは思ったのですが、シソが苦手なのでワサビを乗せた状態で頂いてみますと…うん、これは美味しいです。

確かに脂ノリノリでです。金華さばを使ったハムとかは近所の居酒屋でも見かけるのですが、これは生鯖を漬けにしたものなので身は柔らかで鯖の旨味も良く出てます。

ただ、このタレが結構、私には甘めでした。
タレを全部かけない方が良いですよ～と記載しましたのは こういった理由からで、私は普通の醤油とワサビで頂きました、そうしますと更に好みに近づいて美味しく頂けました。

もちろん冷凍されていたものなのでアニサキスの心配もありません。何かこう、定期的に食べたくなっちゃう鯖丼でした。

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