私、糠漬けが(ぬか漬け)が好きなんですよ。
平時であれば、居酒屋でお酒が進んだ飲み会の終盤には、ぬか漬け盛り合わせをオーダーするくらい。
なので、自宅にも実家から分けてもらった糠床(ぬか床)がある時期もあったのですが、毎日かき混ぜて新鮮な空気を送り込む~というかき混ぜ作業、すなわちメンテナンスが出来ない日も多くて、せっかく育てたぬか床をダメにしてしまうシーンもしばしば。
それでも ぬか漬けを食べたいので、コーセーフーズのヒット商品でもあるラップdeカンタンぬかチューブを試してはみまました。
ラップdeカンタンぬかチューブ
ラップの上に野菜を置いて糠成分入りの ぬかチューブを絞り出し、そのままラップを巻いて冷蔵庫で一晩放置するだけ~という手軽さなのは非常に良い&アイデアも秀逸なのですが、いかんせん味わいが浅いといいましょうか…
いかんせん人工的な浅漬けといった印象の味わいだったので、リピートには至りませんでした。サラダ感覚でぬか漬けを食べたい方にはとても良いのだと思います。
で、もう少し味わい深くて、尚且つ「かき混ぜ」という現代人には高負荷なメンテナンス作業の頻度が少なくて済むぬか床なんて…と思ったら、やっぱりあるもんですねぇ。(しみじみ)
みたけ食品 発酵ぬか床
みたけ食品 発酵ぬか床という商品です。
まずは みたけ食品という、あまり聞きなれないメーカー名なのですが、そこはご安心頂けるネタがあります。
何とこの発酵ぬか床、無印良品で売られている発酵ぬかどこと 中身が同じもの!つまりは無印良品のOEMなのです。ちなみにOEMとは、製造メーカーが取引先の他社ブランドで商品を製造することです。
アパレル業界の例を挙げますと、生産設備をもつ会社が、デザインや企画を考えるアパレルブランドの商品を作るようなものですかね。
※この例の場合:
生産設備を持つ会社=みたけ食品、デザインや企画を考える会社=無印良品
この発酵ぬか床が通常の糠やぬか床お大きく異なるのは以下の点です。
1.商品の袋をそのまま使える!
形状はマチ付きのジップロックといった感じ(スタンドパック)なので、ジッパー部分に糠が付着しないように注意する必要はありますが、タッパや漬物容器が不要 = 先行投資も不要です。
2.かき混ぜは週1回でOK!
パッケージに乳酸菌の底力!とある通り、カビが発生しにくい菌が使われているようです。これなら数日家を空けても安心で、ズボラな私にも丁度良いです。
3.捨て漬けが不要!
そもそも「捨て漬けとは?」と聞かれるかも知れませんが、これはぬか床を育てる作業ですね。具体的には廃棄するようなクズ野菜を着けて、ぬか床に乳酸菌や酪酸菌、酵母などの微生物を増やす目的で行われます。
つまりは私のような初心者でも手軽に自宅でぬか漬けを楽しむことができるという訳。
まずは糠漬けの大定番であるキュウリとナスを同時に投入して一晩待って頂いてみましたが、最初はしょぱいです。なので糠漬け前の塩揉みは行わない方が良いでしょうね。
が、数回も野菜を着けると 美味しいぬか漬けを堪能することが出来ちゃいます。
野菜から水分が出てきて水っぽくなったら、こういった足しぬか(粉末状の糠)を足せばOK!あとは通常のぬか漬けと同じようにメンテナンス(週1ですが)を行えば ずっと使えるのでかなり経済的。
しかも化学調味料無添加なのでお子様にも安心かなと。面倒くさがりだケド美味しいぬか漬けが食べたい方におすすめのアイデア糠床でございました。
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